東芝の7.4kWhの価格・保証・性能を比較
東芝エネグーンの基本情報
業界最長寿命で、
15,000サイクル!
東芝 家庭用リチウムイオン蓄電池の仕様
容量 | 7.4kWh |
---|---|
定格出力/停電時 | 3.0/2.0kW |
想定寿命 | 15,000サイクル |
寸法 幅×奥行×高さ |
W780×D302×H1000 |
重量 | 138kg |
発電モード | シングル発電 ダブル発電 |
機器保証 | 納品から10年間 |
出力保証 | 納品から10年間、定格容量の60% 未満となった場合保証されます |
ココがポイント |
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◆ 蓄電池の補助金
本年度の蓄電池の補助金情報は以下をご参照ください。
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◆ 自治体からの家庭用蓄電池の補助金
各自治体からの蓄電池の導入に対して高額補助金が交付されております。
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東芝エネグーンの特徴
東芝エネグーンの”4つ”のモードについて
東芝のエネグーン7.4kWhも京セラと同様に「押し上げ効果あり」と「押し上げ効果なし」を選択できます。
京セラの場合は、商品自体が異なるので購入前に選択する必要があります。東芝エネグーンの場合は、商品は一種類で設置の際に配線が変わります。
東芝はエネグーンには、押し上げ効果あり/なし双方で以下4つのモードがございます。
①経済おまかせモード
押し上げ効果なし
・昼間は太陽光の発電電力を自家消費に充て、不足分は蓄電池の電力でまかないます。太陽光発電の余剰分は売電します。
・深夜の安い電気で蓄電池に充電します。
押し上げ効果あり
・自家消費分は蓄電池の放電電力でまかない、その分太陽光の発電電力を多く売電できます。買取価格は25円になります。
・深夜の安い電気で蓄電池に充電します。
②環境おまかせモード
押し上げ効果なし/あり 共用
・太陽光の発電電力を自家消費に充て、余剰分は売電ではなく蓄電池の充電に充て、購入電力を最小限に抑えます。
・リビングタイムやナイトタイムは昼間蓄電した電力を自家消費に充てます。
③ピーク抑制モード
押し上げ効果なし/あり 共用
・朝方や夕方の電力使用量が多い時間に使用量の上限を設定し、上限を超えたら蓄電池の電力を使用します。
・朝方と夕方、朝方のみ、夕方のみの3パターンから選べます。
④停電準備モード
押し上げ効果なし/あり 共用
・蓄電池の残量を予め設定し、非常時に備えます。
・放電後に設定した残量に満たない場合、設定残量まで急速充電します。
東芝エネグーンでおすすめのモードは?
4つのどのタイプが、効果的か?
電力会社から購入する電力を最小限に抑えることを再優先するなら「②環境おまかせモード」が最もおすすめです。
昼間は太陽光発電システムの発電電力を自家消費に充て、余剰分を蓄電池に充電して、発電時間が終わったら、蓄電池の電力で自家消費をまかなう。まさに自給自足のエコ生活です。
経済効果を優先する場合は、「押し上げ効果なし」の「①経済おまかせモード」が最もおすすめです。
京セラのタイプBの「経済モード」と同様の内容で、太陽光発電システムの発電電力を自家消費で使用し、余剰電力は全て売電します。また、深夜の安い電気代で蓄電池に充電し朝方や夕方は蓄電池の電力で自家消費をまかなうので、電気代も最大限削減できます。
押し上げ効果につきましては東芝の場合も京セラと同様、「押し上げ効果なし」の方が経済効果が高いのでおすすめします。
太陽光発電システムの設置容量が著しく小容量(2kW以下)の場合か、昼間の消費電力が著しく多いご家族の場合「押し上げ効果あり」の方が経済効果が高いですが、ほとんどの場合であてはまらないので、「押し上げ効果なし」の設定にした方が良いです。
東芝 蓄電池エネグーンの保証内容は?
東芝の蓄電池に対する保証は、京セラと同様に機器故障・出力低下に対して設置から10年間保障されます。(コントローラは2年間)
出力保証の内容は、定格出力7.4kWhに対して60%まで10年間保証されます。
定格出力は7.4kWhですので、60%の4.44kWhを下回ると保証が適用されます。
蓄電池の出力能力をどのように判断するのでしょうか?
東芝エネグーンには、残量の目安をコントローラで目視することができるので、体感的に使用時間が短くなったらコントローラで確認しましょう。
また、年に1度「電池チェック」が自動で行われ、電池の残量などチェックします。
電池チェックの時期は型番によって、9月10日~9月14日のいづれかの日時にスタートします。電池チェックの期間は1~2日間かかり、その間は蓄電池の動作がストップします。電池チェック中はコントローラに以下状態になります。
放電中に電池チェックが始動した場合
充電中に電池チェックが始動した場合
電池チェックの期間(1~2日間)は、蓄電池を通常使用することができません。どうしても蓄電池の動作停止期間を避けたい場合には、電池チェックの中止設定にて中止することができますが、長期的に安心して使用するためにも電池チェックは必ず行った方が良いです。
京セラの蓄電池と同様に、太陽光発電システムが他のメーカーの場合も、蓄電池・太陽光発電システム双方の機器保証および蓄電池の出力保証は適用されます。パナソニックHITやソーラーフロンティアなどお好みの組合せで設置できます。
リチウムイオン二次電池SCiB™とは?
東芝は自社製のリチウムイオン二次電池SCiB™を使用していますが、どういう電池なんでしょうか?
ビジネス用途向けに開発してきた蓄電池で、これまで電気自動車や地下鉄、ビルなど世界中のインフラで使用されてきましたので、耐久性などは実証されているようです。
東芝エネグーンは長期的に実証済みのリチウムイオン二次電池SCiBを使用しているので安心できます。主な特徴は以下の通りです。
内部で回路の短絡(ショート)が起こりくい
東芝の独自新材料を使用しショートの可能性を軽減することで、爆発や火災の可能性を最小限におさえています。
1万回の充放電しても約90%の稼働率を維持
過酷な条件の中で1万回の充放電試験をしているわけですが、1日1回の充放電で換算すると、1万回でなんと27年。実際はそれ以上の耐久サイクルが期待できそうです。
-20℃でも約80%の稼働率を維持
東北や北海道などの寒冷地でも十分使用できることを実証しています。
東芝 蓄電池エネグーンのその他の特徴
・2時間という短時間で急速フル充電できる。
・標高1000m以上の場所では使用不可。
東芝エネグーンの商品型番
7.4kWh:ENG-B7430A5-N1