ソーラーカーポートの価格相場、メリット・デメリット

カーポートに太陽光パネルを設置するソーラーカーポートの「価格相場」「収益シミュレーション」「商品比較」「デメリット」など解説いたします。

ソーラーカーポートを導入することで、車を駐車するだけの駐車場が「売電収益や節電効果を生み出す発電所」に生まれ変わります。

太陽光発電システムの導入メリットは、太陽光パネルの設置容量に連動します。
すでに、ご自宅の屋根に太陽光パネルを設置されている方は、ソーラーカーポートを導入することで太陽光パネルの設置容量が10kWを超えれば「売電期間が20年に延長」されます。

ソーラーカーポートとは？

ソーラーカーポートとは、カーポートと太陽光パネルが一体型となった設備です。
カーポートと太陽光パネルを一体化することで、車を駐車するだけのカーポートから売電収益や節電効果を享受できます。
太陽光パネル1枚の重量は約14kgで、さらに冬場の積雪も考慮するとかなりの重量となるため、柱の強度が極めて重要です。
価格を重視するあまり、中国製などの廉価版を設置する方も多く、想定外の積雪で倒壊するトラブルが多発していますので、設置エリアの積雪量とソーラーカーポートの柱の強度を十分ご確認ください。
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ソーラーカーポートの設置メリットは？

屋根設置との合算で大容量設置を実現！

ソーラーカーポートは太陽光パネルを搭載したカーポートで、設置することで今まで駐車するだけのスペースが売電や節電の経済メリットを創出する発電所に生まれ変わります。
ご自宅の屋根とカーポートの両方に太陽光パネルを設置し、設置容量を増やすことで経済メリットが大幅に増加します。
ご自宅の屋根に太陽光パネルを少量しか設置できなくても、ソーラーカーポートを増設することで太陽光パネルの設置容量が10kW以上になれば売電期間が20年間に延長され収益が増加します。

太陽光パネル設置NGの屋根でもOK！

瓦や屋根の下地次第で太陽光パネルをご自宅の屋根に設置できない場合がございます。ソーラーカーポートは太陽光パネルの設置を前提とした構造なので、駐車スペースさえ確保できれば導入できます。

住宅の美観を維持できる！

特に注文住宅など瓦の色や素材へのこだわりが強いお客様も多く、太陽光パネルを設置することで美観を損ないます。
ソーラーカーポートは屋根の美観は維持しつつ、売電収益を得ることができます。
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ソーラーカーポートの売電収益と節電効果は？

カーポートに太陽光発電設備を設置するソーラーカーポートを導入することで「売電収益」「節電効果」を享受できます。

以下に、2台用と3台用のソーラーカーポートを導入することによって得られる経済メリット（売電と節電）をシミュレーションいたします。太陽光パネルの裏面も発電する「Next EnergyのDulight」を導入した場合の事例です。

【 年間収益試算の前提条件 】
　● 発電電力の自家消費量：発電量の1/3
　● 売電単価：16円/kWh
　● 電気料金単価：30円/kWh

2台用ソーラーカーポートの売電収益

Dulight 590W x 10枚 5.9kWの売電収益

3台用ソーラーカーポートの売電収益

Dulight 590W x 14枚 8.26kWの売電収益

ソーラーカーポートの販売価格は、メーカーの意向によりサイト上に掲載できませんので、お手数ですが「メール」か「お電話」でお問合せください。

ソーラーカーポートの価格相場は？

ソーラーカーポートの価格相場は「メーカー」「仕様」「販売店」によって大きく異なります。 エコ発電本舗の設置費用は、工事費込みで以下の価格相場です。

　● 2台用のソーラーカーポートの設置費用：200～230万円
　● 3台用のソーラーカーポートの設置費用：240～270万円

※各商品の販売価格はメーカーの意向で掲載できないので、お手数ですが設置費用は「メール」か「お電話」でお問合せください。
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「既製品・特注品」による価格相場の違いは？

エコ発電本舗が取扱うソーラーカーポートは「Dulight」「Puerta」「ソーラーネオポート」の3つメーカーが主力商品で1～4台用を既製品として提供しております。

既製品は低価格で販売しておりますが、懸念は「設置場所の確保」です。
既製品を設置するスペースがない場合は特注品のソーラーカーポートとなりますが、既製品よりも「30万円ほど高価格」になり、設置費用が高いので費用対効果が下がります。

「性能・材質」による価格相場の違いは？

エコ発電本舗が提供するソーラーカーポートは、耐久性が高いスチール製を採用しておりますが、販売店によっては仕入れ価格を安く抑えるため、中国製の耐久性が低い製品を販売しているケースも少なくないです。耐久性と設置費用は連動しますが、長期的には耐久性を重視する方がお得です。

ソーラーカーポートの選定において「最も重視すべきは、耐久性」です。
太陽光パネルは1枚の重量が14kgで、重量は以下です。
　● 2台用の場合：140kg（14kg × 10枚）
　● 3台用の場合：196kg（14kg × 14枚）
　● 4台用の場合：252kg（14kg × 18枚）

さらに積雪に耐えうる耐久性が必要となります。
エコ発電本舗のお客様ではございませんが、想定外の大雪でソーラーカーポートが倒壊するトラブルが散見されます。埼玉県あたりでも時折大雪が降ることがあり、以下のように積雪することもあるので、荷重・耐久性は必ずチェックしましょう。

「販売店」による価格相場の違いは？

太陽光発電やソーラーカーポートは、販売店によって大きく販売価格が異なるのでご注意ください。
ソーラーカーポートの導入で、「失敗しない秘訣は、相見積り」です。
面倒かもしれませが、2～3社に見積りを依頼し、設置費用や保証内容を比較することで、失敗する可能性は激減します。

ソーラーカーポートの販売店には「ネット販売」「訪問販売」「新築工務店」などがございます。

　ネット販売　
エコ発電本舗のようなネット販売店は、営業費用や店舗費用を最小限に抑えることで、販売価格を低価格に抑えて提供できます。他の販売店と比較して圧倒的に低価格です。
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　訪問販売　
訪問販売は対面接客なので安心ですが、営業費用が非常に高く、連動して販売価格も高価格になりがちです。即決を強いられるケースも多いのでご注意ください。

　新築工務店　
工務店の販売価格は、ネット販売より高価格で訪問販売より低価格です。
住宅価格に組み込まれているケースも多く、ソーラーカーポート単体の価格がわかりにくくなっています。
住宅ビルダーは建築のプロですが、太陽光発電や蓄電池などの設備や電力マネジメント、各種申請に関しては素人なので、電力の総合的なマネジメントは困難です。

ソーラーカーポートの導入で失敗しない効果的な方法は「相見積り」です。複数社に見積りを依頼し比較しながら、ご自身の住環境にマッチする提案を選びましょう。
即決せず相見積りすることで、設置費用はほぼ確実に低価格になります。

ソーラーカーポートの性能比較

エコ発電本舗では低価格で耐久性が高いソーラーカーポートを厳選し「Dulight」「Puerta」「ソーラーネオポート」をラインナップしております。

Dulight（Next Energy）

◆ Dulightのソーラーカーポートの仕様

◆ Dulightは両面発電で発電量が多い！

Dulightの太陽光パネルは、裏面も太陽光セルがむき出しになっており、地面からの反射光も取り込んで発電するので、限られたスペースで最大限の発電電力を得ることができます。

◆ Dulightは耐久性が高いソーラーカーポート！

風速38m/s、積雪60cm、積雪90cm、積雪150cmと、非常に耐久性が強い製品ですので、長期的に安心して使用できます。

◆ Dulightは長期保証で設置後も長期的に安心！

　リニア出力保証：30年間　
Dulightは業界最長の30年間出力保証を提供いたします。
太陽光発電の出力電力が規定を下回ったら、無償で交換や修理を行います。
出力保証の詳細は以下です。
　● 1年目：出力の97.5％
　● 2年目以降：毎年0.5%ずつ下げた値
　● 30年目：出力の83％

　システム機器保証：15年間　
機器保証の対象機器は以下、期間内に不具合があれば、修理や交換対応いたします。
　● 太陽光モジュール
　● パワーコンディショナ
　● 接続箱
　● 延長ケーブル
　● カーポートの架台

　経済損失補償：10年間　
ネクストエナジー独自の保証制度で、太陽光パネルの不具合が要因で発生した経済損失を最大6ヶ月間補償します。具体的には納品から10年以内に出力保証内で発生した売電収益の経済損失分を最大6ヶ月間補償します。

Puerta（DMM.com）

◆ Puertaのソーラーカーポートの仕様

ソーラーネオポート（日創プロニティ）

ソーラーネオポートの最大の強みは「耐久性・強度」です。
DulightやPuertaと比較すると、高価格で見た目も無骨ですが耐久性を重視する方にはおすすめのソーラーネオポートです。

◆ ソーラーネオポートの仕様

◆ 倉庫付きソーラーネオポート
倉庫付きのソーラーネオポートの横幅は車一台分の広さで、開口部も全開でき、使い勝手が良いカーポートです。

ソーラーカーポートの設置事例

2台用ソーラーカーポートの設置事例

3台用ソーラーカーポートの設置事例

13台用ソーラーカーポートの設置事例

ソーラーカーポートの施工手順は、動画(Dulight)をご参照ください。

設置前に確認すべきポイント、懸念点は？

ソーラーカーポートの設置スペースが足りない？

ソーラーカーポートを設置する際に確認しておくべきポイントの1つ目が「設置スペースの確保」です。 現地調査後にソーラーカーポートが設置不可となる一番の要因は「設置スペースが足りないケース」です。

ソーラーカーポートを2台用、3台用ともに低価格ですが、規格品なので横幅・縦幅の寸法が決まっております。
例えば、日創プロニティのソーラーネオポートの寸法は以下で、設置場所が確保できない場合は既製品ではなく特注品を設置することになります。

※「鉄柱設置スパン」は以下の印の間隔です。

お図面をメールかFAXでお送りいただければ、設計部にてソーラーカーポートの設置可否をすぐに確認いたします。

お見積り、現地調査は全て無料です。
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太陽光パネルに影がかかる？

ソーラーカーポートを設置する際に確認しておくべきポイントの2つ目は「影の影響」です。
カーポートは住宅の屋根より高さが低いので、太陽光パネルにご自宅や隣家の影がかかることがあります。

エコ発電本舗では、現地調査時に「影の影響調査」を実施し、発電量・売電収益への影響を試算し影響が多い場合はソーラーカーポートの設置をおすすめしません。

販売店によっては、影の影響を試算しなかったり、影の影響を隠すケースもあるようです。必ず販売店にご確認ください。

積雪の影響

ソーラーカーポートを設置する際に確認しておくべきポイントの3つ目は「積雪の影響」です。
耐久性はソーラーカーポートの設置において最も重要なポイントです。豪雪地帯の場合は当然ですが、埼玉県北部でも時折大雪が降ることがあるので、積雪対応のソーラーカーポートを選定する必要があります。

大雪時に崩壊しているソーラーカーポートが散見されますので、ソーラーカーポートをご検討の際は必ず耐久性をご確認ください。低価格で耐久性の低いソーラーカーポートを販売している販売店も多いのでご注意ください。

ソーラーカーポートV2Hのセットがお得

ソーラーカーポートと電気自動車(EV車)を同時に導入される方が非常に多くいらっしゃいます。
電気自動車をご所有の場合は「V2H（充放電設備）」「エルシーブ（充電器）」をセット導入することで、さらに高い投資対効果を得ることができます。

ソーラーカーポートとV2Hのセットで経済効果UP！

昨今の電気自動車や太陽光発電システムの急速な普及に伴い、V2Hの設置依頼が急増しております。V2Hはご自宅と電気自動車を接続する設備で、主に以下のように活用します。
　● 昼間は、太陽光発電の発電電力をEV車に充電
　● 夜間帯や停電時は、EV車の充電電力をご自宅に給電

◆ 燃料費削減と節電による経済メリット

　● 発電電力をEV車に充電することで燃料費削減
　● 夜間はEV車から自宅に電力供給し電気代を節約

◆ 災害時の非常用電源

　● 停電時はEV車の電力を自宅に供給
　● 停電時も太陽光発電から発電電力をEV車に充電

V2Hのお見積りは、全て即日メールで送付いたします。
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V2Hの基本動作、メーカー比較を動画で解説しております。

ELSEEV(エルシーヴ)とセットで急速充電！

パナソニックのELSEEV(エルシーヴ)は、充電出力が通常の充電設備の2倍の6kWと高出力なので、普通充電の半分の充電時間でフル充電できます。
ELSEEV(エルシーヴ)は、大きさが非常にコンパクトでデザイン性が高いので、狭小住宅やデザインを重視される方にもおすすめの充電設備です。
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◆ パナソニックの屋外コンセント
「V2H・ELSEEV・屋外コンセント」の選定は以下をご参照ください。
・太陽光発電と併用される場合：V2H
・急速充電をご希望の場合：ELSEEV(エルシーヴ)
・太陽光発電や急速充電が不要の場合：屋外コンセント

以下は、パナソニック製の屋外コンセントで「ノーマルタイプ」「保護カバー付き」の2種類で、100Vタイプと200Vタイプがありますが、価格はほとんど変わらないので200Vがおすすめです。

当社ではソーラーカーポートの単体商品だけではなく、V2HセットやELSEEVセット、屋外コンセントセットを低価格パッケージで提供いたしております。

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