V2Hの高額補助金、先行予約受付中!
V2HのCEV補助金は、第1期・第2期ともに大盛況のうちに期間満了となりました。
次回のCEV補助金も公募期間が短期間となる可能性がございます。
エコ発電本舗では公募開始に先立ち「CEV補助金の申請予約」を承っておりますのでお気軽にご相談ください。
家庭用蓄電池とV2Hの運転モード
家庭用蓄電池とV2Hを併用して使用する場合の最適な運転モードを動画でも解説いたしておりますのでご参照ください。
家庭用蓄電池の導入後に、電気自動車(EV車)を導入し、V2Hを追加で導入される方が増えております。
ニチコンのトライブリッド蓄電システムであれば、家庭用蓄電池とV2Hを1つのシステムとしてまとめて操作できます。
家庭用蓄電池とV2Hを別々に導入された場合は、「それぞれの運転モードの設定」が必要です。
ニチコンのトライブリッドの詳細は以下よりご確認ください。
「家庭用蓄電池」と「V2H」の対象製品
ニチコンV2H(EVパワーステーション)と、対応している家庭用蓄電池は以下となります。
ニチコンの12kWhは単機能型、ハイブリッド型ともに対象です。
運転モードによる動作の違い
通常時(昼間)
◆ 運転モード
家庭用蓄電池:グリーンモード
V2H:グリーンモード
① 太陽光発電システムの発電電力はまず自家消費に充当
② 余剰発電電力があれば、家庭用蓄電池に蓄電
③ さらに余剰分があれば、V2Hを通して電気自動車に充電
④ さらに余剰分があれば、電力会社に売電
グリーンモードは「自家消費を優先するモード」で、電力会社から購入する電力を最小限に削減します。
蓄電の優先順位は、「家庭用蓄電池」が先で、次に「V2Hを通して、電気自動車(EV車)」を充電します。
通常時(夜間)
◆ 運転モード
家庭用蓄電池:グリーンモード
V2H:グリーンモード
① 夜間帯の安い購入電力で、家庭用蓄電池に充電
② 家庭用蓄電池が満充電になったら、V2Hを通じて電気自動車(EV車)を充電します。
夜間帯も同様に、「家庭用蓄電池」が先で、次に「V2Hを通して、電気自動車(EV車)」を充電します。
停電時(昼間)
① 家庭用蓄電池が放電し、家庭内に給電
② 電気自動車から供給する場合、手動で停電モードに変更
③ 電気自動車から家庭内に電力を供給すると、通常モードになり太陽光発電のパワコンが復旧し、発電電力を家庭内に供給
④ 余剰発電電力があれば、家庭用蓄電池に蓄電
⑤ さらに余剰分があれば、V2Hを通して電気自動車に充電
電気自動車(EV車)から自宅への電力供給は手動操作が必要です。
まずは、V2Hの電源を復旧させるために、電気自動車(EV車)のシガーソケットからV2Hまで配線する必要があります。
V2Hの停電時の手順については、以下動画の後半(4分02秒~)でもお伝えしております。
停電時(夜間)
① 家庭用蓄電池が放電し、家庭内に給電
② 電気自動車から供給する場合、手動で停電モードに変更
要注意|停電時(昼間)
① 家庭用蓄電池が放電し、家庭内に給電。
② 電気自動車から供給する場合、手動で停電モードに変更。
③ 電気自動車から家庭内に電力を供給すると、通常モードになり太陽光発電のパワコンが復旧し、発電電力を家庭内に供給
④ 余剰発電電力があれば、家庭用蓄電池に蓄電
⑤ さらに余剰分があれば、V2Hを通して電気自動車に充電
停電時の昼間の動作は上記の通りですが、以下の注意が必要です。
◆ 電気自動車(EV車)の電池残量が98%以上なら
これ以上電気自動車(EV車)に電気が流れないように、安全制御がはたらき、太陽光発電システムと家庭用蓄電池を停止させます。
停止後は、電気自動車(EV車)の電力を家庭内に供給します。
しばらく給電し、電気自動車(EV車)の電池残量が98%未満になれば、再び太陽光発電システムが稼働し、通常モードになります。
ただし、電気自動車(EV車)に充電を再開し、再び98%を超えると同じ動作を繰り返します。
電気自動車(EV車)の充電残量が多く、且つ家庭用蓄電池の残量も十分な場合は、家庭用蓄電池の電力を家庭内に供給し、電気自動車(EV車)からの放電は夕方まで控えた方が良いかもしれません。
おすすめの運転モード
ご家庭の状況や目的に応じて「家庭用蓄電池」と「V2H」のおすすめの運転モードを解説いたします。
状況・目的 | 蓄電池 運転モード |
V2H 運転モード |
---|---|---|
▶ FIT中 ・余剰電力は全て売電したい |
経済優先 | 放電 |
▶ 卒FIT ・余剰電力は全て充電したい |
グリーン モード |
グリーン モード |
▶ 昼間はEVが自宅に駐車 ・余剰電力はEVに充電 ・余剰分は電力会社に売電 |
経済優先 | グリーン モード |
▶ 昼間はEVが外出している ・余剰電力は蓄電池に充電 ・余剰分は電力会社に売電 |
グリーン モード |
放電 |
上記の家庭用蓄電池とV2Hのおすすめ運転モードは、一例で他にもさまざまな組み合わせがございます。
ご自宅の電気の使用状況やFITの残期間、発電電力の買取価格などを勘案して、最も費用対効果が高い運転モードを選びましょう。
V2Hとソーラーカーポートのセットも人気です。
ソーラーカーポートは、大容量の太陽光パネルを設置できるので、高い投資対効果を実現できます。