洋瓦のソーラーパネル設置工事工程
瓦を列ごと取り外します(屋根の上は撮影者である私が登れず、別の写真を掲載しております。)
瓦を外した列に補強板を固定します。補強板は垂木にビスを打ち込みしっかり固定致します。(強度に問題がない場合は補強板は不要です。)
長さは15cmの支持金具を使用致します。
右上の写真が支持金具の裏面です。黒い部分はブチルシートと言われる部材で、ダム工事にも使用される防水シートです。
左下の写真が使用するビスで、11本支持金具に固定します。右下写真が支持金具を固定した写真です。
支持金具を固定し、シリコンでコーキング致します。
当社は部材に徹底的にこだわっており、瓦用コーキングは耐久性・耐候性に非常に優れたものを使用しています。
支持金具を通す瓦に穴をあけます。
右上の写真は瓦の裏面です。シリコンコーキングが漏れないように裏面にはバックアップ材を取り付けします。
瓦を取り付け、シリコンでコーキングし、ゴムキャップを取り付けます。
更に、シリコンでコーキングし、徹底して防水対策を施します。
※濡れているように見える部分(コーキングの周り)はプライマー(密着材)を使用しています。
支持金具が全て設置完了しました。工事前半終了。時刻は13時です。
後半スタート。支持金具に架台を設置します。
架台にはZAMといわれる高耐食性処理鋼板を採用。亜鉛めっきに比べ耐食性が10~20倍優れています。
ケーブルを固定するために架台にワイヤーを張ります。ワイヤーを張ることでケーブルのたるみを無くします。
ケーブルがどこにあるのか分からないくらい綺麗な施工です。
ソーラーパネルを設置していきます。
ソーラーパネルを一つ一つ架台にしっかりと固定していきます。
ケーブルをワイヤーに固定し、台風などの風圧にもしっかり対応致します。
2階建ての輸入住宅のお住まいです。
通常は、3階以上の場合に安全対策のため足場設置を行いますが、今回は2階建てなので足場は設置致しません。