家の建築と太陽光発電の導入を同時にすると、様々なメリットがあることから、最近、新築時に太陽光を設置するご家庭が増えています。
では、新築時に太陽光発電を導入するなら、どこに依頼するのが良いのでしょうか?詳しくみていきましょう。
ハウスメーカーか太陽光専門業者のどちらかに
新築時の太陽光発電の導入は、家を建てるハウスメーカーか、あるいは太陽光発電の専門業者に依頼することになります。
どちらに頼むかによって、それぞれメリットとデメリットがありますので、事前にしっかり把握しておくようにしましょう。
1.ハウスメーカーに依頼する場合
工務店やハウスメーカーに依頼をすると、家の建築と太陽光発電導入の両方を1社に任せられるため、窓口が1つで済むメリットがあります。
しかし、自社で太陽光発電の提案をしているハウスメーカーは、まだ多くありません。
つまり、太陽光発電の施工作業に関しては、ハウスメーカーの提携先の電気屋さんなどに外注するケースがほとんどです。そうすると、窓口は1つで済むものの中間マージンが余計にかかってしまうというデメリットが出てきます。
また、ハウスメーカーは、太陽光発電の専門業者に比べると取り扱っているメーカーが限られることも多いようです。
2.太陽光発電専門業者に依頼する場合
一方、専門業者に依頼した場合はどうなのでしょうか?
家の建築はハウスメーカーに、太陽光の設置は専門業者に、と窓口が2つになる面倒さはありますが、やはり現地調査や実際の施工に関しては、太陽光発電に詳しい専門業者に任せた方が安心と言えるでしょう。
価格の面でも、専門業者にのみ払えば良いので低コストで済むメリットがあります。
また、様々なメーカーのシステムを取り扱っていて、選択肢が多いのも専門業者ならではと言えるでしょう。
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新築時の太陽光発電導入を専門業者に依頼する際の注意点
新築時の太陽光発電を専門業者に依頼する際には、「ハウスメーカーとしっかり連携をとっていること」「こまめな対応をしてくれること」をポイントに業者選びをすることが大切です。
新築の場合、既存の住宅に導入するのと比べて、屋根の勾配や材質・形状等の検討、パワーコンディショナー等の機器設置場所などをハウスメーカーと太陽光専門業者の間で調整して決めなければならないことが多くなります。
新築時の導入に不慣れな業者だと不備が発生する可能性もありますので、施工実績が多く、こまめな対応をしてくれる業者を選ぶようにしましょう。
また、現場の職人さんと柔軟なコミュニケーションをとれるかどうかも大切です。建築用の足場を借りて太陽光パネルを設置するケースも出てきますので、職人さんへの配慮がきちんとできる業者を選ぶことも、スムーズに太陽光発電を導入する上でのポイントになるでしょう。
メリットの多い新築時の太陽光発電導入ですが、どこに依頼するかで費用などの条件が異なります。何を一番に重視するのかを見極めて賢い選択をしていきましょう。
エコ発電本舗でも、新築時の太陽光発電導入を承っております。ハウスメーカーとしっかり連携をとりながら万全の体制で設置作業をいたしますので、ご希望の際にはぜひお問い合わせください!
新築なら太陽光に合わせた設計で家を建てられる!
環境にやさしいクリーンなエネルギーを作り出すことで注目を浴びている太陽光発電は、既存の住宅にももちろん設置できますが、よりメリットが大きいのは新築だと言われています。
その理由のひとつは、はじめから太陽光に合わせた設計で家を建てられること。例えば、屋根の勾配や形状を太陽光に適した設計にすれば、発電効率の良い最適な設置条件の住宅を建てることが可能です。
発電効率が良ければ、当然のことながら売電収入も上がるため、初期コストを順調に回収しながら、快適なエコライフを送ることができるでしょう。
隠蔽配線で見栄えも綺麗に
新築住宅に太陽光発電を設置するもうひとつのメリットは、既存の住宅に比べて見栄えを綺麗にできることです。
パワーコンディショナーなどの機器設置場所も、あらかじめ建築図面に入れて確保できるため、既存の住宅のように脱衣所や廊下に後から取り付ける必要もなく、家の中の見栄えが悪くなることもありません。
また、新築住宅では家を建てるのと同時に太陽光発電の設置が進めることができます。
そのため、既存住宅に太陽光発電システムの配線をする時のように、後付けではなく、前もって配管をして配線することが可能です。
この場合、既存の住宅であれば外壁に這わせて設置するケースの多い配線を、屋内の天井裏や壁面内などに隠蔽配線してすっきりさせることができます。
このように、新築時ならご自宅の見栄えを損なわずに太陽光発電を設置できるので、見ためや外観を重視する方には大変おすすめです。
費用面にもメリットが!?
太陽光発電は初期コストが高額のため、借入をするケースが多いですが、大抵の場合、不動産と比べて高金利となります。
しかし、新築時であれば家の建築費用と合わせてローンを組むこともできるため、低金利での導入が可能です。
さらに、従来の建築工事で使用される足場を、太陽光パネルの設置の際にも活用できるため、工事費用を抑えられるメリットもあります。
発電効率や売電収入だけでなく、見栄えや費用面など新築時の太陽光導入には、様々なメリットがあります。これから家を新築されるご予定の方は、ぜひ一緒に太陽光発電の導入をご検討ください。