パナソニックが、太陽電池(ソーラーパネル)の自社生産撤退
パナソニックが、2021年度中にソーラーパネルの自社生産から撤退することになりました。
パナソニックの太陽光発電HITシリーズは高品質で発電効率が高く、お客様には好評の商品だったので残念です。
今後は、他社からソーラーパネルを仕入れて、太陽光発電システム事業を継続します。
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パナソニックがソーラーパネル生産から撤退する理由
中国メーカーなど海外メーカーとの価格競争に対抗できず、事業の採算が取れないため撤退します。
まさに「イノベーションのジレンマ」で、生産技術の向上により、低価格で高品質のソーラーパネルを量産できるようになり、国内製と海外製で「提供価値の差別化」が難しくなったようです。
太陽光発電システムの導入目的は、「売電や節電など経済的な価値」が大きいので、販売価格を安く抑えるために、生産コストを削減することが極めて重要な要素となるわけです。
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従来は、以下の棲み分けでした。
● 性能重視のハイエンド向け:国内メーカーが主流
● 価格重視のローエンド向け:海外メーカーが主流
昨今は、生産技術の向上により、海外メーカーの性能がハイエンド顧客が求める性能水準に向上し、低コスト生産ができない国内メーカーは、十分な収益を得られず競争からの離脱につながります。
パナソニックはソーラーパネルの自社生産のみ撤退し、太陽光発電事業は継続するわけですが、国内の主要メーカーである「東芝と三菱は太陽光発電事業から完全撤退」します。
カナディアンソーラーやQセルズなどグローバルで活動する企業は、生産コストが低価格の国で大量生産し、需要が多い国で大量販売することで、圧倒的な低コスト生産を実現できます。
太陽光パネルのようにコモディティ化した商品では、価格優位性が競合優位性となり、適応できない企業は淘汰されるわけです。
最近の売筋の太陽光発電システム
エコ発電本舗は、住宅用の太陽光発電システムを中心に販売しているので、性能とブランド力を重視し、海外メーカーでは品質が良い「カナディアンソーラー」と「Q セルズ」のご要望を多くいただいております。