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蓄電池のDR補助金、補助金額や申請条件を解説!2024年度(令和6年度)

投稿日:2024年11月08日

DERの蓄電池とV2Hの補助金依頼

2025年度(令和7年度)のDR補助金の「申請予約」スタート!

2024年度(令和6年度)のDR補助金は申請総額約65億円と大盛況のうちに受付を終了いたしました。
2025年度(令和7年度)もDR補助金の予算は確保されております!
公募期間が短期間となる可能性もありますので、エコ発電本舗ではすでに補助金申請の予約受付を開始しております。
万全を期して、DR補助金の申請に必要な書類などを事前に準備し、公募開始と同時に申請を行います。
蓄電池の高額補助金をご活用される場合は、お気軽にご相談くださいませ。
▶ DR補助金を活用した、蓄電池のお見積りを依頼する!

2025年度(令和7年度)のDR補助金の公募要項は2024年度(令和6年度)と同様の予定ですので、以下動画解説をご参照ください。

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蓄電池のDR補助金の補助金額は?

2025年度(令和7年度)のDR補助金額などの詳細も2024年度(令和6年度)と同様の予定ですので、以下の補助金概要をご参照ください。

2024年度(令和6年度)のDR補助金の概要

予算総額 75億円(産業用は15億円)
申請期間 2024年4月10日 ~ 2024年12月6日
エコ発電本舗の受付締切:2024年11月8日
設置期限 2024年12月26日
実績報告期限 2025年1月15日
販売目標価格 蓄電池商品・工事代の総額が、
蓄電容量1kWhあたり14.1万円以下
※目標価格以下でのご購入が補助金の条件
蓄電池の
補助金額
以下、金額が低い方(上限60万円)
 ・蓄電池商品工事代の1/3
 ・初期実効容量1kWhあたり3.7万円
※商品次第で、最大9000円/kWhの増額
交付条件 2026年3月31日まで、
電力の「需給ひっ迫警報・注意報」が発令され際、
蓄電池の充電・放電を遠隔操作されます。

2024年度(令和6年度)のDR補助金の補助金額

ニチコン 蓄電池 初期実効容量 補助金額
ニチコン 全負荷型 11.1kWh 9.4kWh 376,000円
ニチコン 全負荷型 16.6kWh 14.4kWh 576,800円
ニチコン トライブリッド V2Hセット 初期実効容量 補助金額
トライブリッド 4.9kWh + V2H 4.2kWh 193,200円
トライブリッド 7.4kWh + V2H 6.4kWh 294,400円
トライブリッド 9.9kWh + V2H 8.6kWh 395,600円
トライブリッド 14.9kWh + V2H 12.9kWh 593,400円
長州産業SPVマルチ 初期実効容量 補助金額
SPVマルチ 6.5kWh 5.5kWh 220,000円
SPVマルチ 9.8kWh 8.3kWh 332,000円
SPVマルチ 16.4kWh 14.1kWh 564,000円
SPVマルチ 6.3kWh(新型) 5.4kWh 248,400円
SPVマルチ 12.7kWh(新型) 10.9kWh 501,400円
ダイヤゼブラ電機アイビス7 初期実効容量 補助金額
アイビス7 14.08kWh 12.4kWh 471,200円
住友電工 蓄電池 初期実効容量 補助金額
住友電工POWER DEPO 12.8kWh 11.9kWh 440,300円
スマートソーラー 蓄電池 初期実効容量 補助金額
スマートソーラー 11.5kWh 9.5kWh 351,500円

2024年度(令和6年度)のDR補助金のスケジュール

蓄電池のDR補助金のスケジュール

申請期間 2024年4月10日 ~ 2024年12月6日
エコ発電本舗の受付締切:2024年11月8日
設置期限 2024年12月26日
実績報告期限 2025年1月15日
申請~完了
のスケジュール
① お客様から当社へのご依頼
DR補助金の申請
③ 現地調査
④ 蓄電池購入のご契約
電力会社へ電力申請
経産省へ設備認定変更申請
⑦ 蓄電池の設置工事
電力会社への系統連系申請
DR補助金の実績報告
スケジュール
の注意事項
電力申請~系統連系の期間は「2~4ヶ月程度」です。
審査次第で期間が変動します。お早めにご依頼ください。

◆ 蓄電池の「自治体の補助金」との併用は?
蓄電池のDR補助金は自治体の補助金と併用できます。「国・都道府県・市区町村」全ての補助金活用で、極めて低価格で蓄電池を導入できます。
さらに、V2HのCEV補助金も併用できるので、トライブリッド蓄電システムを導入される方は、国と自治体の双方から蓄電池とV2Hの補助金を享受でき、大幅に低価格で設置できます。
▶ 自治体からの蓄電池の補助金
▶ V2HのCEV補助金

DR(DER)の補助金のよくある質問

 DR(DER)の購入代金の支払い方法に制約があるか? 
現金支払い、ローン支払いともに可能です。
現金の場合は振込に限定されます。

 支払いが契約者以外でも問題ないか? 
支払い者と契約者は同一人物に限られます。

 家庭用蓄電池の保有期間の制限は? 
処分制限期間(設置後6年間)が満了するまで基本的は譲渡や売却などの処分はできません。処分制限期間内に処分する場合は事前に処分申請が必要で、補助金の返還を要請されることがあります。

蓄電池のお見積りは、即日メールで送付いたします。
まずは、「業界最安価格」のお見積りをご覧ください。

エコ発電本舗の「取扱商品」「補助金情報」

ページ内ナビゲーション

  • DR補助金の詳細
  • DERと併用できる補助金
  • DERって何をやらされる?
  • DERのメリットは?

DR補助金と併用できる、その他の補助金

蓄電池のDR補助金は、自治体やV2HのCEV補助金など他の補助金と併用できます。例えば、トライブリッド蓄電システムを導入する場合は以下の補助金を全て併用できます。
 ● 蓄電池:DR補助金 自治体からの蓄電池の補助金
 ● V2H:CEV補助金 自治体からのV2Hの補助金

補助金申請は非常に手間がかかるので、補助金を取り扱わない販売店も多くあります。補助金活用で蓄電池を大幅に安い価格で導入できるので、補助金はフル活用しましょう。
▶ DR補助金を活用した、蓄電池のお見積りを依頼!

◆ 自治体の補助金

DR(DER)と併用できる自治体の補助金

家庭用蓄電池の導入に対して多くの自治体が高額補助金を交付しており、DR補助金と併用できます。
蓄電池の補助金の交付条件は自治体次第で異なります。以下のような条件を設定している自治体も多いので事前にご確認ください。
 ● 太陽光発電と蓄電池をセット導入
 ● 該当県内の販売店や施工店からの購入

自治体の蓄電池の補助金は高額ですが、予算が非常に少なく短期間で予算満了となります。補助金を活用して低価格で導入する場合はお早めにご検討ください。

自治体からの蓄電池とV2Hの補助金

◆ V2HのCEV補助金の「申請予約」スタート!
EV補助金

V2HのCEV補助金は、第1期・第2期ともに大盛況のうちに期間満了となりました。
次回のCEV補助金も公募期間が短期間となる可能性がございます。 エコ発電本舗では公募開始に先立ち「CEV補助金の申請予約」を承っておりますのでお気軽にご相談ください。

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DR補助金って、何をやるの?

DR補助金享受で、何をやらされるの?

DR事業の仕組み

 遠隔で充電・放電操作される!? 
資源エネルギー庁から「電力需給ひっ迫警報・注意報」が発令された際に、ご自宅に設置した蓄電池を遠隔で充電・放電操作される場合があります。

 DR事業の期間は? 
2026年3月31日まで
※昨年まで6年間でしたが、今年は1年間のみの制約です!

 電力需給ひっ迫警報・注意報とは? 
2012年、東日本大震災後に制定された制度で、発令の基準は以下です。
  警報:電力供給の予備率3%未満
 注意報:電力供給の予備率5%未満

過去の発令実績は1回のみで、2022年3月の福島地震で火力発電所が停止した際に電力需給ひっ迫注意報が発令されました。

 DR事業に参加するデメリットは? 
電力需給がひっ迫した際に、ご自宅に設置した蓄電池が不足電力の調整電源として活用される場合があります。
実質的なデメリットは、意図しないタイミングで蓄電池の充・放電操作が行われ経済的な損失が発生することですが、需給ひっ迫警報・注意報が頻繁に発令される可能性は極めて低く、実質的な経済損失は皆無です。
充・放電操作が数回行われたとしても電気料金の損失より、補助金額の方が圧倒的に高額なので、DR事業に参加して、高額補助金を活用して蓄電池を導入する方がお得です。

 補助金の返納 
DR補助金を活用して蓄電池を導入する場合、処分制限期間(設置後6年間)以内に蓄電池の売却・譲渡など手放す場合は返還義務が発生する場合があります。
蓄電池を設置後6年未満で処理する場合は、siiに事前申請が必要となります。
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そもそも「DR・DER・VPP」とは?

DRの仮想発電所

工場や家庭内に設置した「太陽光発電システム・家庭用蓄電池・電気自動車(EV車)」などの電力を活用して需要を調整する仕組みのことで、以下のように需給調整します。
 ● 電力需要が大きい時間帯:蓄電池や車両の電力を放電
 ● 電力需要が小さい時間帯:蓄電池や車両に充電

電力を需給調整することで、火力発電所など従来型の大規模電源への依存を分散し、環境改善や石油依存を軽減できます。

 DR(デマンドレスポンス) 
DR(Demand Response)はデマンドレスポンスの略で、需要者側の電力需要を管理し、消費電力をコントロールすることで、需要のピークをシフトします。
基本的には消費者にインセンティブを提供することで需給調整を行います。例えば、DR補助金が該当します。将来的には強制放電された電力は売電収益やポイント付与などで還元される可能性もあります。

 DER(分散型エネルギーリソース) 
DER(Distributed Energy Resources)は分散型エネルギーリソースのことで、家庭や事務所などに設置している太陽光発電や蓄電池など、ローカルで発電や蓄電する設備のことです。分散型のエネルギーリソースとして独自にエネルギーを作り出し使用できる設備です。

 VPP(仮想発電所) 
VPP(Virtual Power Plant)は、仮想発電所のことで、分散型エネルギーリソース(DER)を統合して1つの発電所として管理・制御することです。プラットフォーム上で複数のDERを監視しエネルギーの需給を最適化させます。
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DR(DER)の目的は?

DR、DER、VPPの活用で電力需要と供給のミスマッチなど電力システムの課題を解決できます。

電力システムの課題とは?

電力システムの最大の課題は、電力の需要と供給が季節や時間帯、エリアで大きく変動しコントロールが難しいことです。現状では化石燃料を使用する火力発電が調整電源として活用されています。

以下、1日の電力使用量のグラフで、赤線は電力需要を示しています。

電力需要の1日の変動

 昼間に太陽光の発電電力が余る! 
昼間は太陽光発電の発電電力を供給しますが、太陽光発電の急激な普及により発電電力が供給過多となっています。
特に太陽光発電の設置が盛んな九州エリアでは多くの太陽光発電所で「出力抑制」を強いられ、使い道がない発電電力は捨てられています。
太陽光発電の発電電力は、時間帯だけではなくエリアの需給ギャップも大きな課題です。人口が多い市街地には物理的に大容量の太陽光発電所を設置することは困難で、メガソーラーなど大型太陽光発電所は人口が少ない地方に集中します。結果的に九州エリアを筆頭に発電電力の供給過多が発生しています。

 夕方に電力需要がピーク! 
 ● 太陽光発電の供給のピーク:昼間の12~13時
 ● 使用電力の需要のピーク:夕方18~19時

電力供給と電力需要のピーク時間がズレているため、太陽光発電の発電電力を活用できず、極めて効率が悪いです。
今後は電気自動車(EV車)やプラグインハイブリッド(PHEV)が本格的に普及します。多くのEVユーザーの生活サイクルは昼間は車両で外出し、夕方以降に帰宅してV2Hなどの充電器を活用して車両を充電します。
電気自動車(EV)の普及に伴い夕方以降の電力需要が高まるのは明らかで、18~19時の電力供給の対策を行わないと、石油依存の火力発電への稼働が増え、エネルギーの自給率低下、温室効果ガスの排出量増加など国益的にも社会的にも悪影響です。
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DR(DER)活用で電力システムの課題解決!

DR(DER)活用で電力システムの課題解決!

DR(DER)の仕組みを活用することで、電力需要のピークタイムをシフトできます。

 DR(DER)でピークシフト! 
例えば、太陽光発電の発電量がピークの12~13時に各家庭や事務所に設置している蓄電池や電気自動車(EV車)を遠隔で充電制御し、太陽光発電の余剰発電力を蓄電池や電気自動車(EV車)に蓄電します。
電力需要がピークの18~19時に蓄電池や電気自動車(EV車)を遠隔操作で放電制御し、需要をまかないます。
現時点では蓄電池の放電電力は外部に供給(逆潮流)せず、設置している施設内で消費します。将来的には放電電力を売電できる可能性もあります。

 系統用蓄電池でピークシフト! 
家庭や事務所ではなく、メガソーラーなど大型太陽光発電所の近くに大型蓄電池を設置して、発電電力を充電し、電力需要が大きい朝方・夕方・夜間帯などに売電する系統用蓄電池の設置も新たな売電ビジネスとして普及しはじめています。
昼間に余った余剰発電力を安い価格で調達して、夕方など電気料金が高い時間帯に売電することで高い投資対効果が見込めます。系統用蓄電池はビジネス的にも電力システムの課題解決の面でも非常に良い取組みです。
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