ZEH(ゼッチ)ネット・ゼロ・エネルギーハウスが国をあげて普及します
ZEH(ゼッチ)ネット・ゼロ・エネルギーハウスという省エネ住宅の仕組みが急速に普及しております。
ZEHとは太陽光発電システムや蓄電池を設置することで消費エネルギーをゼロに近づけることです。
上図のように、エコキュートやIHクッキングヒーターなど省エネ住宅設備機器を設置し、太陽光発電システムで電力を作ることで消費エネルギーが限りなく0に近づきます。
ZEH(ゼッチ)ネット・ゼロ・エネルギーハウスの仕組みは?
ZEH(ゼッチ)ネット・ゼロ・エネルギーハウスの仕組みは上述の通りです。省エネは高断熱壁材などを使用することで成果がアップします。
家庭内の消費エネルギーの割合は以下の通りです。
暖房や給湯設備など熱を使う設備のエネルギーが非常に高いです。
以下は住宅の中の省エネアイテムです。
① 高性能断熱
② 高効率エアコン
③ エコ暖気システム
④ 給湯システム
⑤ 省エネ証明
⑥ 太陽光発電システム
⑦ HEMS
ZEH(ゼッチ)ネット・ゼロ・エネルギーハウスってそもそも何?
ZEH(ゼッチ)の意味は、ネット・ゼロ・エネルギーハウスで、太陽光発電システムやエコ住設により消費エネルギーをゼロにするということですが、正確な意味は、「1年間でのエネルギー消費量が正味(ネット)でゼロの住宅」という意味です。
ちょっとわかりにくいですが、以下のグラフを参照ください。
ZEHの補助金について
国はZEHを普及させるために補助金を準備しています。
太陽光発電システムや家庭用蓄電池、ハイブリッド車なども同様でしたが、国が新しいトレンドを普及させるためには初期段階では補助金をばら撒いて需要を作ります。
新しい商品は初期段階では、価格が高く商品力だけでは普及を促進させることは困難です。
初期は補助金の力を利用して拡散し、需要が増えればメーカーもスケールメリットで製作コストが下がり、補助金も徐々に少額になり、普及率がある程度になれば補助金がなくなり、自然と普及するようになります。
最大で数百万円規模の補助金額となりますので上手に利用しましょう。
【ZEHの補助金対象者】
ZEHの補助金を受理するための条件は、新築時にZEHを取り入れる方だけにのみならず、中古住宅にZEHを組み込んだリフォームを行うことでも補助金を受領する対象となります。
【ZEHの条件住宅設備】
どういう住宅商品がZEHの補助金対称となるのか?
エネルギー消費が少なくなる材料や発電、蓄電など多種の商品があります。断熱高性能サッシや断熱材、エコ給湯、空調などがあります。
ZEHは補助金がもらえることだけではなく、本来の目的であるエネルギーゼロにより、光熱費を大幅に抑えることができます。
ZEHの省エネについて
例えば暖気を最適化することで、夏はすずしく、冬は暖かい空間を維持します。
暖気の最適化とは上記が詳細となりますが、すごい技術ですね。
夏場は日差しが直接室内に入らず、天窓から熱気が逃げます。
冬場は日差しが直接室内に入り、熱が室内で滞留するのうな工夫が施されています。
ZEHの創エネについて
ZEHはエネルギーを創って、消費エネルギーを削減するということです。
住宅でエネルギーを創るといえば、太陽光発電システムですね。
太陽光発電システムについては説明の間でもなく、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換する機器です。
最近では更に新しい技術が開発されており、太陽光を電気に変更すると同時に、太陽熱を直接暖房等の熱源として利用します。