HIT245α PlusとHIT244αの変換効率
パナソニックHITシリーズは従来のラインナップから、圧倒的な変換効率(太陽光を電気に変換する効率)を誇っていましたが、今回のHIT245α PlusとHIT250α Plusは更に高い変換効率を実現いたしました。
パナソニックHIT245α PlusとHIT244αの変換効率を比較してみます。
HIT244α
変換効率:19.0%
パナソニックHIT245α Plus
変換効率:19.1%
実に0.1%、モジュール変換効率がアップしました。
この0.1%がどれだけ、発電量に影響し、どれだけ売電収益、自家消費に貢献するのか?あまりインパクトがない数値ですが、HITシリーズの0.1%実環境下で比較すると非常に大きな差だと思います。
因みに、東芝250wの変換効率は机上では20.1%と、パナソニック新商品のHIT245α Plusの変換効率19.1%よりも大きいです。
では、東芝の250wが最も発電効率が良い!と思ってしまいますが、実際はどうなんでしょうか??
太陽光発電システムという商品は、工場や実験室のような安定した環境で使用する商品ではございません。屋根の上で使用します。夏場は約80℃まで表面温度が上昇し、曇の日もあれば、朝や夕方など少ない照射量の時間帯もあります。
実際の環境下でどのくらい発電するか?が太陽光発電システムという商品ではもっとも重要なのです。
パナソニックはアメリカで行われたソーラーカーレースにて、東芝に圧勝し優勝しています。机上の変換効率では東芝の方が高いのに、実際の発電量ではパナソニックHITシリーズの方が勝っていた。という確たる実証ですね。
HIT245α PlusとHIT244αの保証期間
パナソニックHITシリーズは保証にも力を入れています。太陽光発電システムは通常の家電製品と違って、20年や30年と超長期間使用する商品です。しかもご自宅の屋根に穴を開けて設置している商品ですので、壊れたから外す。と、簡単できる商品でもございません。
販売店やメーカー自身がいくら性能外良いと自称しても、もし壊れたら?という不安が完全になくなることはございません。やはり確実な形として保証が非常に重要だと思います。
パナソニックはHIT244αのラインナップ時から、無償で機器保証15年を提供し、有償ですが15年間の自然災害補償(動産保証)を提供しております。
もちろん商品の性能に自信があるからできることでしょうけど、購入されるお客様にとって非常に安心できる素晴らしい付加サービスです。
そして今回のHIT245α PlusとHIT250α Plusから更に保証期間アップ!モジュール出力保証が25年間に伸びたのです。
HIT245α Plusの保証期間は以下の通り。
機器保証: 15年間(無償)
自然災害補償: 15年間(有償)
モジュール出力保証: 25年間(無償)
国内の太陽光発電システムのメーカーで随一の保証サービスです。
東芝もパワフル保証が出た頃までは頑張ってましたが、現状では性能面でも保証面でも費用対効果においてもパナソニックHITシリーズの方が優位だと思います。
HIT245α Plusの販売開始は?
ということで、HIT245α Plusのリリースに先立ち、変換効率、保証についてHIT244αや東芝250wと比較しました。
非常に良い商品です。
おそらく10月頃の施工案件より納品可能かと思います。現状では設計ソフトが展開されておらず、おそらく8月中旬頃から設計可能となり、ご提案できるかと思います。
ご不明な点などお気軽にご相談ください。