太陽光発電と言えば、住宅の屋根に設置することが一般的です。中には、メガソーラーのような発電のためだけの設備が作られることもありますが、それをするのは大企業だけで一般の人がやるとはまず考えられないでしょう。しかし、メガソーラーの小規模バージョンを個人で行う人がいるのも事実です。
屋根の上ではなくて、地面に直接太陽光発電のための設備を設置することを野立てといいます。野立ては屋根に設置するよりもコストがかかりますので、それほどメリットの大きいものではありません。
ただ、なんらかの理由があって住宅の屋根にはソーラーパネルを設置できない場合や、広い土地が余っているが他に有効活用する方法が見つからない場合にはとても重宝されます。
そのような遊休地に太陽光発電を導入すれば、売電による利益を安定して得ることができるようになります。
畑や水田として利用できる土地でも、そこを耕して作物を育ててもどれほどの利益が出るかはわかりません。もともと農業を行っていた家庭でも、次代の担い手がいないことで、農業をやめることもあります。このような場合に、確実に利益を生み出せる太陽光発電がぴったりなのです。
広い遊休地には、住宅の屋根に比べて発電効率のいいソーラーパネルが設置可能です。ある程度の土地があれば、それだけで暮らしていけるだけの発電量を生み出すこともできるでしょう。もし、余らせていて使い道に困っている土地があるのならば、野立ての太陽光発電を検討してみることをおすすめします。
余った土地には野立ての太陽光発電
投稿日:2013年08月21日
- カテゴリー :
- 産業用
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