太陽光発電の導入を検討されている家庭では、どのような基準で選んでいるのでしょうか。まず安いところを探すという家庭もあれば、とりあえずいくつかのメーカーを調べてみて、有名メーカーのもので考えているという方も多いのではないでしょうか?
住宅に設置して長く使うものですから、信頼できるメーカーのものを利用したいという思いはあるはずです。
しかし、そのメーカーが有名だからその製品にするというのでは、自身の住宅に合わないという場合もあります。
住宅というのは日照条件や屋根の広さが各家庭で異なり、まったく同じ状況ということはほとんどありません。そのため、太陽光発電システムを選ぶ際には、住宅の状況がどのようなものであるかしっかりと確認することが必要となります。
広い屋根で周りに日照をさえぎるものがないのであれば、自由に選んでも問題ないでしょう。ただ、広い屋根がであったとしても、住宅自体がソーラーパネルの重さに耐えられない場合も考えられます。その時は少しでも小さくて軽いソーラーパネルを選ぶ必要があります。
また、屋根の日照条件も考慮する必要があるでしょう。屋根全面にソーラーパネルを張れば、たくさん発電できるとは限りません。木、電柱や他の住宅などによって、日陰になってしまう部分があると大幅に発電効率が落ちてしまう製品もあります。
メーカー名だけでなく、屋根の広さや日商条件など、ご自宅の環境をよく考慮して製品を選ぶようにすると良いです。