シャープと言えばAQUOSを始めとする液晶テレビのイメージが強いですが、実は太陽光発電の開発を始めてから半世紀以上になります。
電気そのものをつくる存在になるという理念のもとに、50年代末から現在に至るまで日々、研究を進めています。
そんなシャープが開発する太陽光発電は住宅用から、発電所、そして宇宙を漂う人工衛星まで幅広い分野で運用されているようです。
さまざまな国と地域で発電機を動かす為には、どんな環境でも耐えられる設計が必要です。
シャープは独自の基準を設け、国際基準を上回るための品質試験を重ねています。日本は土地柄、一年の中で気候や環境が急激に変化する地域が数多くあります。そういった場所でも力強く稼働するのがシャープの太陽光発電です。
シャープが追い求めるのは耐久性だけではありません。発電した電気を家庭内で利用できるようにする装置をパワーコンディショナーと言います。三菱のパワーコンディショナーは、高性能の冷却ファンを採用しており、装置の高温化で電力変換効率が低下することのないように工夫されています。周辺の温度が37℃になるまでは最大出力で稼働しますから、年々「酷暑」と叫ばれるようになった日本の夏でも十分に耐えられる設計です。
さまざまな面から品質を追求したシャープの取り組みは電気分野最において世界でも最大の学会IEEEから認められ、「IEEEマイルストーン」という分野内での偉業を称える賞が授与されました。
日本のみならず、世界、そして宇宙にまでその技術を広げており、シャープの太陽光発電の今後が益々期待されます。
住宅から人工衛星まで。優れた耐久性を誇る、シャープの太陽光発電
投稿日:2011年09月20日
- カテゴリー :
- 太陽光発電システム