太陽光発電と聞くと屋根の上に設置するものとのイメージがありますが、地面に架台を設置してパネルを乗せる野立てと言われるタイプがあります。
大規模ソーラーパネルと呼ばれるものが野立て方式で設置されています。
必要に応じて木の伐採など土地の整地を行います。
パネルを乗せていく前の基礎工事では、各基礎の一つ一つを水平にしていく必要があります。産業用の太陽光発電システムですが、パネルなどは家庭用のものと同じで枚数が多くなります。
列間距離をなるべく短くして傾斜角度を10度ぐらいに調整し、できるだけパネルの枚数を多くします。
角度を上げるとパネルの発電量が増えますが、列間の距離を長くとらないとパネルに前列の影の影響を受けてしまいます。
しかし、列間距離を長くとると設置できるパネルの枚数が少なくなってしまいます。野立てには税制上の優遇措置があり、エネルギー需要構造改革推進投資促進税制という税制から太陽光発電システムの設置にかかった費用を減価償却費として計上することができます。
設置費用も相当必要ですので盗難対策も気になるところです。ソーラーパネルは日中にはパネル自身が発電しているのでうかつに触れると直流で感電する場合があります。
電気に詳しくないと命の危険もあるものです。
また、1枚20kgぐらいのパネルがたくさんあるので総量が1トンぐらいにもなります。盗み出しづらいように柵門でトラックが入れない工夫やタイヤ止めで近づけないようにするのが有効です。設置を高い位置にするのもひとつの手です。
◆ 太陽光パネルの価格と性能を比較
太陽光パネルの価格相場と性能一覧は以下をご参照ください。
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◆ 太陽光発電の補助金
太陽光発電の補助金(自治体から)は以下をご参照ください。
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