太陽光発電システムは設置したら終了ではなく、長期的に正常に動作することで
安定した売電収益を得ることができます。
エコ発電本舗では、お客様に安心して末永くご使用いただくために、保守とメンテナンスを徹底して行います。
太陽光発電システムはメンテナンスフリーと言われており、メンテナンスの規定はございません。
しかし「絶対に不具合がない」という保証はありません。また、設置場所が屋根の上にあることや、商品の特性上、一般のお客様が自分でメンテナンスすることは困難です。
一般的にアフターメンテナンスは、数年ごとに定期点検を行う業者様が多いですがエコ発電本舗では、毎月発電量をチェックいたします。
定期点検が悪いわけではないですが太陽光発電システムの特性上、目視で確認できる不具合はほとんどありません。
定期点検の内容は、太陽光パネルの目視確認。ネジの緩みチェック。接続箱内の電圧確認。パワーコンディショナの電源オフ・オンなどが主です。
一部の販売店では定期点検とは名ばかりで、太陽光パネルの増設や屋根の張り替え、壁の塗装、お風呂場のリフォームなど、明らかに「営業」を目的として定期点検を行なっている販売店もあるようです。
太陽光発電システムの販売業者は、元々住宅のリフォーム事業をしていた会社が多いので当然の流れかもしれませんが、酷い会社ではアフターメンテナンスの部隊にも営業ノルマがあり、半ば強引に屋根塗装やキッチンリフォームや蓄電池などを売り込んでいるようです。
重複しますが、太陽光発電システムの不具合は簡単に目視で発見できることではございません。
本格的な調査を行う場合、まずは発電量をシュミレーションや前年の値と比較し発電量が低下していることを確認します。
現地にて、配線の断線などを目視確認し赤外線カメラを使ってパネル表面の温度を確認します。
発電量が落ちているということは、太陽光パネルの一部が発電していなかったりセルの配線が断線している可能性があります。
赤外線カメラで太陽光パネルを確認すると、ホットスポットと呼ばれる、高温状態のセルが発見できます。
ホットスポット状態になる原因は様々で、セル間の接続不良や不純物の付着による場合などがあるようです。
さらに、セルの周りの通電試験を行い断線している場所を特定し原因を追求します。
メーカーの保証範囲内であれば、無償でパネルの交換など行う対応となります。
おかげ様でエコ発電本舗のお客様では、ホットスポットが発見された例はございませんが、本格的な調査はこのように非常に大掛かりで、とても定期点検の目視確認で判明するものではございません。
太陽光発電システムに不具合があれば、兆候が発電量にあらわれますので、エコ発電本舗では、お客様のご要望があれば点検させていただきますが「目視での定期点検」は行わず、正常性確認のために最も重要な「発電量」を毎月集計し、エコ発電本舗で管理いたします。