太陽光発電を屋根に設置する際のポイント!屋根材・形状別の適性と注意点を解説

投稿日:2025年03月25日

太陽光発電を屋根に設置する際のポイント!屋根材・形状別の適性と注意点を解説

太陽光発電の導入を検討する家庭が増えています。しかし、屋根の種類によっては設置できない場合や、発電効率に差が出る場合もあります。事前に適性を確認しないと、思うような発電量が得られない可能性があるため、注意が必要です。
本記事では、屋根材一体型と屋根置き型の違い、形状・材質ごとの適性、設置時の注意点や施工会社の選び方を解説します。自宅の屋根に太陽光発電を設置したい方や、導入にあたってのポイントを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。


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太陽光発電の屋根材一体型と屋根置き型の違い

太陽光パネルの設置方法には、大きく分けて「屋根材一体型」と「屋根置き型」の2種類があります。それぞれの設置方法によってコスト、施工方法、耐久性、メンテナンス性などが異なるため、違いを理解しておかなければなりません。

屋根材一体型

屋根材一体型は、新築時や屋根リフォーム時に太陽光パネルを屋根材と一体化させて設置する方法です。デザイン性が高く、風や災害にも強いのが特徴となっています。建物との一体感があり、屋根と太陽光パネルがフラットに仕上がるため、見た目がスッキリしておしゃれな外観になります。
パネルと屋根と一体化しているため、台風などの強風で飛ばされにくく、建物との固定が強固なため、耐震性も期待できます。ただ、初期費用が高くなる傾向があるほか、交換やメンテナンスが難しいというデメリットもあります。
屋根材一体型は、デザイン性を重視し、美しい外観を求めたい、台風や地震に強い設計にしたい、初期コストがかかっても、長期的に安心できる設備を選びたい人におすすめです。

屋根置き型

屋根置き型は、既存の屋根に架台を使用して後付けで太陽光パネルを設置する方法です。費用が比較的安価で、角度や向きを調整しやすい点がメリットです。屋根材一体型に比べて施工がシンプルで、材料費も抑えられるため、導入コストを節約できます。既存の屋根にそのまま設置できる仕組みは、新築時だけでなく後付けも可能です。
架台を使えば、屋根の角度や向きが発電効率に合わない場合でも、パネルを調整して発電量を最大化できます。一方、強風や地震の際に影響を受ける可能性があるほか、屋根の劣化や耐荷重に注意しなければなりません。
屋根置き型は、既存の屋根に後付けしたい、導入コストを抑えたい、 状況に応じて角度や向きを調整したい人になどに、おすすめの設置方法といえます。


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屋根の形状・材質ごとの適性

太陽光発電は、屋根の形状や材質によって、パネルの設置のしやすさや発電効率が変わります。屋根の形状や材質が適していないと、施工コストが高くなる、発電効率が下がる、屋根への負担が増すなどの問題が発生する可能性があります。屋根の形状・材質ごとの適性と、設置時の注意点について解説します。

屋根形状別の適性と注意点

 切妻屋根 
切妻屋根は、フラットな2面の傾斜をもつシンプルな屋根の形状で、太陽光パネルの設置がしやすい構造です。屋根に段差や複雑な構造がないため、パネルの配置や配線がスムーズに行えます。発電効率が高いのも特徴です。南向きに広い屋根面がある場合、最大限の発電効率を確保できるほか、東西向きの場合でも、両面にパネルを設置できるため、朝と夕方の発電量を確保できます。
屋根の大きさが限られる場合は、設置できるパネル枚数が少なくなる可能性があります。将来的に増設を考えるなら、設置スペースを考慮した導入計画が重要です。

 片流れ屋根 
片流れ屋根は、片側に傾斜がある屋根の形状が特徴です。設置スペースが広くとれるため、比較的大容量のパネルを設置可能です。切妻屋根のように2面に分かれていないため、片側全面にパネルを敷き詰められます。特に、南向きに設計された片流れ屋根では、日射量が多く、最大の発電効率を期待できるでしょう。
一方、北向きの片流れ屋根は、日射量が少ないため、発電効率が大幅に低下する可能性があります。「日影規制」と「斜線制限」で北向きの片流れ屋根にしている住宅も多いため、事前の確認が必要です。

 寄棟屋根 
寄棟屋根は、4方向に傾斜がある屋根です。4方向に傾斜があるため、風を受け流しやすく、耐風性に優れているのが特長です。一方、設置面積が分散しやすい構造となっており、屋根の4方向に傾斜があるため、南向きの設置スペースが狭くなります。また、屋根の頂点(棟)が中央にあるため、パネルを敷き詰めるのが難しくなり、発電効率が低くなる場合があります。
寄棟屋根にパネルを設置する際は、南向きの屋根面を優先してパネルを設置し、できるだけ発電効率を確保するのがポイントです。

 陸屋根(平屋根) 
陸屋根は傾斜がほぼなく、水平な形状が特徴です。傾斜がないため、太陽光パネルを設置する際には架台を使用して角度を調整し、発電効率を向上できます。陸屋根は、屋根の向きに関係なく、パネルを最適な角度・方角に設置可能です。通常は、南向きに傾けて設置すれば発電効率を最大化できます。
注意点は、架台を使用しないと、パネルの角度が最適にならず発電量が低下します。角度をつけるための架台や固定部材が必要になり、初期費用が増加しやすい点にも注意が必要です。施工会社と相談しながら最適な設置プランを検討するのがポイントです。

屋根材ごとの適性と注意点

 瓦屋根 

太陽光発電の屋根材一体型と屋根置き型の違い

瓦屋根は、太陽光パネルを設置する際に施工技術が必要となります。固定方法によっては雨漏りのリスクが高くなるため、専門的な知識を持つ施工会社に依頼するのがベストです。
瓦屋根の場合、一般的なスレート屋根や金属屋根のように直接ビスで固定できません。瓦を一部取り外し、専用の支持金具を屋根の下地(垂木)に固定したり、瓦の上に専用の架台を設置し、瓦を削らずに固定します。いずれも正しい施工を行わないと、雨漏りのリスクが高まるため、経験豊富な施工会社への依頼が不可欠です。

 金属屋根 
金属屋根は軽量性や耐久性の高さから、太陽光発電との相性が良い屋根材の一つとして知られています。軽量なため、太陽光パネルを追加する際に屋根への負担が少なく、設置しやすいのが利点です。すっきりした形状が多く、パネル設置の際に障害物が少なく、効率よく施工できます。
軽量であるがゆえに強風の影響を受けやすい点には注意が必要です。台風や強風の多い地域では、パネルが風で飛ばされるリスクが増す可能性があります。風対策として、しっかりとした固定方法(専用の金具や架台)の採用が重要です。

 スレート屋根 
スレート屋根は瓦屋根や金属屋根と比べて軽量であり、屋根への負担が少ないため、比較的施工しやすいのが魅力です。架台や固定金具の取り付けも簡単で、施工における自由度の高さを有しています。しかし、耐久性が低く、劣化しやすいため、屋根が老朽化している場合は補修が必要です。施工方法によっては雨漏りリスクもあります。
設置前に屋根の点検を行い、補強の必要がないか確認しなければなりません。設置後も、定期的なメンテナンスが求められます。屋根や固定金具の状態を定期的に点検し、早めに補修を行う必要があります。


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設置角度・方位と太陽光発電の効率

太陽光パネルの発電効率を最大化するためには、設置角度や方位の調整が重要です。どのように対応したらいいのか、最適な設置角度や方角の設定、地域別の日昇条件など、具体的な施策と注意点を解説していきます。

最適な設置角度

太陽光パネルの設置角度は、一般的に南向きの30度前後が理想的とされています。30度という角度は、日本における平均的な緯度の数値であり、かつ太陽光が直角にあたる平均的な角度でもあります。太陽光は屋根に直角に当たった時が一番効率良く発電できると言われています。そのため、日本では、30度前後が1年を通してもっとも効率よく発電できる設置角度です。ただし、地域ごとに緯度が異なるため、設置場所にあわせて角度の調整が必要となります。

発電効率が高い方角

太陽光パネルの発電効率を最大化するためには、太陽光がパネルに対して垂直に当たる時間を長くするのが重要です。日本においては、真南向き(方位角0度)の設置がもっとも効率的とされています。真南向きのパネルは朝から夕方まで一日を通して長時間、均等に日射を受けられるからです。
一方、朝日や西日を長時間受けられる東・西向きでも発電は可能であり、設置角度の調整により、日射をより多く受けられるようになります。ただし、東・西向きは太陽光が当たる時間が限られるため、南向きと比べると若干発電効率が低下します。

地域ごとの日照条件

太陽光発電の効率性はパネルの角度・方位だけでなく、日照条件も大きな影響を及ぼします。日射量が多い地域ほど、発電量も多くなりますが、地域によって、年間に受ける太陽光の量(日射量)は異なります。
関東・中部・九州エリアは、年間を通じて日照時間が長い地域です。北陸や日本海側の地域は、冬場の曇天が多く、日照時間が短くなります。前者の日照時間が長い地域では、多少方角がズレても大きな影響はありません。
日照時間が短い地域は、発電効率に影響を与えます。導入前にシミュレーションを行い、最適な配置を検討します。


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太陽光発電を屋根に設置するときに気をつける点

太陽光発電を屋根に設置するときに気をつける点

太陽光発電は適切に設置すれば長期的なメリットがありますが、不適切に設置された場合にはさまざまなリスクやデメリットが発生します。ここでは、施工の際に特に注意すべきリスクやポイントを紹介します。

雨漏りのリスクと対策

太陽光発電を屋根に設置するときに気をつける点として、雨漏りのリスクがあります。特に、屋根に穴を開けてパネルを固定する際に、防水処理が不十分だと雨水が侵入しやすくなります。施工不良を防ぐためには、防水シートやシーリング処理が適切に行われているかを確認し、施工会社の保証内容も事前にチェックしましょう。
屋根材に応じた適切な金具・工法の選定も重要です。部材・工法が適切に選ばれていないと固定不良や屋根の損傷につながる可能性があります。施工が正しくても、経年劣化で防水シールの劣化や固定部のゆるみが発生するケースもあるため、定期点検・メンテナンスが含まれているかも契約時に確認しておくと安心です。

屋根の強度と耐荷重

太陽光パネルの重量は1kWあたり約15kgとされており、屋根に一定の負荷がかかります。築年数が経過している住宅では、屋根の強度が十分でない場合もあるため、補強工事が必要となるケースがあります。施工に際しては、屋根材に応じた施工方法を採用しなければなりません。スレート、瓦、金属屋根など、屋根の種類によって適切な金具や取り付け方法が異なります。誤った施工方法では、強度が下がったり、屋根材の破損につながったりするリスクもあるため要注意です。
地域によっては強風や積雪を考慮する必要があります。積雪地域では、パネルや架台に雪の重みがかかるため、通常より高い耐荷重設計が必要です。施工会社の実績・保証内容の確認も行いましょう。

設置費用の目安と補助金制度

太陽光発電の設置には、初期費用がかかります。資源エネルギー庁の調査によれば、太陽光発電の費用相場は、2023年度で1kWあたり28.8万円です。3〜5kWのシステムを導入する場合、相場は86.4万〜144万円程度です。そのため、太陽光発電の設置の際は、見積もり内訳の確認が必須となります。
太陽光発電の設置費用は、単なるパネル代だけでなく、パワーコンディショナー、架台、設置工事費、足場代なども含まれています。見積もりの内訳を細かく確認すれば、費用の透明性を確保できるでしょう。
初期費用の負担を低減する対策としては、自治体による補助金制度を活用できます。制度の種類や要件を必ず確認するようにします。


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信頼できる施工会社の選び方

信頼できる施工会社の選び方

太陽光発電の設置は、長期間にわたる投資となるため、施工会社の選定が重要なポイントです。信頼できない施工会社を選んでしまうと、さまざまなリスクやトラブルが起こる可能性もあります。信頼できる施工会社を選ぶポイントを解説しますので、チェックしてみましょう。

過去の工事実績がわかる会社を選ぶ

信頼できる施工会社を選ぶ際、工事実績を重視するのは非常に重要なポイントです。施工会社の技術力や対応力は、過去の実績から判断できます。実績が豊富な業者は、多様な屋根の種類に対応しており、適切な施工方法を熟知している可能性が高いです。発電量を重視したい、費用を抑えたいなど、個別の希望に応じた柔軟なプランを提示できます。
また、経験豊富な会社は、契約前に必ず現地調査(屋根の形状や強度確認)を行います。事前に行う現地調査により、不要なリスクやトラブルを避けられるからです。施工実績が豊富な会社に依頼するほうが、施主のニーズに合った施工を実現しやすいため、できるだけ実績が多い会社を選びましょう。

複数のパネルメーカーから提案してくれる会社を選ぶ

太陽光パネルは、メーカーによって、パネルの品質や性能が大きく異なる場合があります。メーカーごとに技術力、製造方法、使用する素材、保証内容などが異なり、パネルの性能や耐久性、発電効率、価格に直結します。そのため、施工会社を選ぶときは、特定のパネルメーカーに限定せず、複数のパネルメーカーから提案してくれる施工会社を選びましょう。パネルの選択肢が広がり、より自分にとって最適な選択肢を検討できます。
複数のパネルメーカーを取り扱う施工会社は、価格競争が働くため、よりコストパフォーマンスの良い提案が受けられる可能性が高いです。パネルメーカーごとのキャンペーンや割引なども活用でき、より安価で高品質な太陽光発電システムを導入できる可能性があります。

保証の体制が整っている会社を選ぶ

太陽光パネルは長期間にわたって使用する設備のため、施工会社の保証内容は必ず確認しましょう。施工後のアフターサービスや万が一の不具合に対応するための保証は、安心して使用し続けるための重要な要素です。例えば、施工後に不具合や故障が発生した場合、保証がしっかりしている会社であれば、無償での修理・交換も可能です。
パネルの発電効率が規定を下回った場合やシステムの不具合に対しても、迅速に対応してもらえるため、長期間にわたって安心して使用できます。修理・交換費用を抑える点でも、保証体制の充実は非常に重要です。

複数の会社から相見積もりを取る

複数の会社から相見積もりを取る

太陽光発電設備は、施工会社によって、工事費用や提供されるサービスが異なります。適切な会社を選ぶためには、複数の会社から相見積もりを取ることが重要です。複数の施工会社から同じ条件での見積もりを比較することで、過剰に高額な見積もりや不必要な費用が含まれていないかを確認でき、もっともコストパフォーマンスの良い選択ができます。また、相見積もりによって、業者の技術力や施工品質、提案内容なども比較できます。
一部の会社は、設置後の保守点検や長期保証を提供していたり、施工後のアフターサービスが充実していたりする場合があります。アフターフォローの充実度を比較できる点も、複数の会社から相見積もりを取るメリットです。


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太陽光発電の屋根設置は信頼できる施工会社に任せよう

太陽光発電を屋根に設置する際は、屋根の形状や材質に適した設置方法を選びましょう。発電効率を最大化するためには、設置角度や方位の調整も重要です。雨漏りのリスクや屋根の強度と耐荷重など、設置するときに気をつける点もあります。パネルの設置に際しては、信頼できる施工会社を選べば、安心して太陽光発電のメリットを享受できます。
我が家の未来を明るく照らすために、信頼できるパートナーを選んで、最適な太陽光発電システムを手に入れましょう。

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