エコキュートの故障原因と対策紹介

投稿日:2025年03月15日

エコキュートの故障原因と対策紹介

エコキュートは、電気の力を利用して効率的にお湯を作る給湯システムです。環境にやさしく、電気代の節約にもつながることから、多くの家庭で導入が進んでいます。しかし、どんなに優れた機器でも長年使用していれば故障のリスクは避けられません。また、機種や設置環境、使用方法によってはトラブルが発生しやすくなることもあります。 これからエコキュートを導入しようと考えている方、あるいは現在使用しているエコキュートが故障し、買い替えを検討している方にとって、「故障の原因と対策」は気になるポイントではないでしょうか。
本記事では、エコキュートの基本的な構造から、故障原因とその対策を詳しく解説していきます。エコキュートを長く快適に使うために、どのような点に注意すべきか、日常的なメンテナンスのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


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エコキュートの基本構造と仕組み

エコキュートの基本構造と仕組み

エコキュートは、大気中の熱を利用して効率的にお湯を作る「ヒートポンプ技術」を採用した給湯システムです。少ない電力で多くの熱エネルギーを生み出せるため、省エネ性に優れており、ランニングコストを抑えながら安定した給湯が可能です。ここでは、エコキュートの基本的な仕組みと主要な構成部品について解説します。

ヒートポンプ技術による給湯システム

エコキュートの最大の特徴は、「ヒートポンプ技術」によってお湯を作る点です。ヒートポンプは、空気中の熱を集めて圧縮し、その熱エネルギーを利用して水を温める仕組みを持っています。具体的な流れは以下の通りです。

外気の熱を取り込む
ヒートポンプユニットが外気の熱を吸収し、冷媒と呼ばれる特殊な液体に熱を移します。
冷媒を圧縮して高温にする
吸収した熱を圧縮機(コンプレッサー)によってさらに高温にし、効率的に熱エネルギーを生成します。
貯湯タンク内の水を温める
高温になった冷媒の熱を水に伝え、貯湯タンク内にお湯を貯めます。
冷媒が元の温度に戻る
熱を水に移した冷媒は再び冷却され、次のサイクルの準備をします。
このような仕組みによって、エコキュートは少ない電力で効率的にお湯を作ることができます。

エコキュートの主要部品と役割

エコキュートは、以下の3つの主要なユニットで構成されています。

ヒートポンプユニット
外気から熱を吸収し、冷媒を高温にする装置。
コンプレッサーや熱交換器を搭載し、お湯を効率よく作る役割を持つ。
貯湯タンクユニット
ヒートポンプで加熱されたお湯を蓄えるタンク。
断熱材で保温されており、深夜に作ったお湯を翌日まで維持する。
タンク容量は370L、460L、550Lなど家庭の使用状況に合わせたサイズが選べる。
給湯配管・リモコン
貯湯タンクからお湯を供給する配管システム。
リモコンで湯温や湯量を調整できるほか、エラー表示機能も搭載されている。

ガス給湯器との違い

エコキュートとガス給湯器には、以下のような違いがあります。

エコキュート ガス給湯器
エネルギー源 電気(ヒートポンプ) 都市ガス・プロパンガス
ランニングコスト 安い(深夜電力活用) 比較的高い
環境性能 CO₂排出ゼロ CO₂排出あり
給湯の安定性 貯湯タンクの湯量次第 ガス供給があれば常時使用可

エコキュートは省エネ性が高い反面、停電時にはお湯を作ることができないため、災害時の対応を考慮する必要があります。しかし、停電時でもタンク内にたまっている分が使用可能な機種もあります。長時間の停電の際にも、タンク内の水を飲料用途以外に使用することが可能なので、停電や断水時の対策として、エコキュートを選択するのは有効な手段だといえます。
ガス給湯器は、給湯器自体の制御に電力が必要な機種が多いので、停電時は使用できないケースが多いです。貯水タンクもないので、水の確保も期待できません。今使うお湯を即座に用意できるのが最大のメリットです。
エコキュートの導入を検討する際には、これらの仕組みや特徴を理解し、自宅のライフスタイルに合ったシステムを選ぶことが重要です。


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エコキュートの主な故障原因

エコキュートの主な故障原因

エコキュートは省エネで便利な給湯システムですが、長期間使用するうちに故障が発生することがあります。故障の原因は、大きく分けて「機械的なトラブル」「環境要因によるトラブル」「使用上のミス」の3つに分類できます。それぞれの具体的な事例と対策を解説します。

機械的なトラブル

エコキュートには、ヒートポンプユニットや貯湯タンクなどの精密機械が含まれており、長年の使用により部品の劣化や不具合が生じることがあります。

 (1) ヒートポンプの故障 
主な症状:
• お湯の温度が安定しない
• お湯が沸かない
• 異音がする
原因と対策:
• コンプレッサーの不具合:
コンプレッサーはヒートポンプの心臓部であり、長期間の使用で摩耗し、効率が低下することがあります。異音が発生する場合は、早めに点検を依頼しましょう。
冷媒漏れ:
冷媒が不足すると、熱をうまく吸収できなくなり、お湯の温度が上がらなくなります。定期点検で冷媒の状態をチェックすることが重要です。

 (2) 貯湯タンクの劣化 
主な症状:
• 水漏れ
• お湯の温度が不安定
原因と対策:
• タンクの腐食・水漏れ
貯湯タンクは長年使用すると内側が腐食し、水漏れの原因になります。メーカー推奨の耐用年数(約10~15年)を超えたら、交換を検討しましょう。
断熱材の劣化: タンク内の断熱材が劣化すると、お湯の保温能力が低下し、電気代が増加することがあります。異常を感じたら、専門業者に相談しましょう。

 (3) リモコンやセンサーの故障 
主な症状:
• リモコンの操作ができない
• エラー表示が出る
• 設定温度通りにお湯が出ない
原因と対策:
• 基板や配線の異常
長期間の使用による基板の故障や配線の接触不良が考えられます。リモコンが反応しない場合は、一度ブレーカーを落として再起動してみましょう。
• センサーの不具合
温度センサーや水位センサーが故障すると、お湯が適切に供給されなくなります。メーカーに相談し、修理や交換を検討しましょう。

環境要因によるトラブル

エコキュートは設置環境によって故障リスクが異なります。特に、寒冷地や雷の多い地域では注意が必要です。

 (1) 寒冷地での凍結 
主な症状:
• 冬場にお湯が出ない
• 配管が破損する
原因と対策: • 気温が氷点下になると、配管内の水が凍結し、お湯が出なくなることがあります。
• 凍結防止ヒーター付きのエコキュートを選ぶ、または夜間でも少量の水を流しておくことで凍結を防ぐことができます。

 (2) 落雷や停電による故障 
主な症状:
• リモコンが動作しない
• ヒートポンプが起動しない
原因と対策:
雷の影響で電源基板が損傷することがあります。
落雷対策として、サージプロテクターを設置すると被害を軽減できます。
停電後に動作しない場合は、一度ブレーカーを切り、数分後に再投入すると復旧することがあります。

 (3) 設置環境の問題 
主な症状:
• 異音が大きい
• 効率が悪い
原因と対策:
風通しの悪い場所に設置されると、ヒートポンプが効率よく熱を吸収できません。
適切なスペースを確保し、直射日光を避けた設置が推奨されます。

使用上のミス

エコキュートは正しく使わないと、故障の原因になります。

 (1) 定期的なメンテナンス不足 
主な症状:
• お湯の出が悪い
• 水質が悪化する
原因と対策:
• フィルターの詰まり
定期的にフィルターを掃除しないと、水の流れが悪くなります。月に1回程度の清掃をおすすめします。
• タンクの洗浄不足
貯湯タンクには、長年使用すると水垢が溜まります。1年に1回は排水して内部を洗浄しましょう。

 (2) 設定ミス 
主な症状:
• お湯の量が不足する
• 電気代が高くなる
原因と対策:
省エネ運転モードが適切に設定されていないと、電気代が高くなることがあります。
家族構成に合わせて湯量を適切に設定し、無駄な消費を防ぎましょう。

 (3) 水質の影響 
主な症状:
• 貯湯タンクの劣化が早い
• 配管が詰まる
原因と対策:
井戸水や硬水を使用すると、スケール(カルシウム成分)がタンクや配管に蓄積しやすくなります。
水質に適した機種を選ぶか、フィルターを設置することで、スケールの蓄積を防ぐことができます。


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故障の前兆と対処法

故障の前兆と対処法

エコキュートは突然故障するわけではなく、多くの場合、前兆が現れます。異変を早期に察知し、適切に対処することで、修理費用を抑えたり、完全に故障する前に対応できる可能性があります。ここでは、よくある故障の前兆とその対処法について解説します。

お湯の出が悪い

前兆となる症状:
• お湯の勢いが弱くなる
• 一定量以上のお湯が出ない
• シャワーの水圧が不安定
考えられる原因と対処法:
• フィルターの詰まり:
→ フィルターが汚れていると給湯性能が低下します。月に1回程度、フィルターを取り外して清掃しましょう。
• 水圧の低下:
→ 配管に異常がある可能性があります。異常が続く場合は、専門業者に点検を依頼しましょう。
• 設定ミス:
→ 給湯温度や湯量の設定が適切でないと、お湯の供給が不安定になります。リモコンの設定を確認し、適切なモードを選択してください。

異音がする

前兆となる症状:
• ヒートポンプから異常な音がする(ガラガラ、ブーン、キュルキュルなど)
• 給湯時に変な音がする
考えられる原因と対処法:
• コンプレッサーの劣化
→ ヒートポンプの心臓部であるコンプレッサーが摩耗している可能性があります。異音が続く場合は、メーカーや専門業者に相談しましょう。
• 冷媒の不足や漏れ
→ 冷媒が不足すると、ヒートポンプがうまく作動せず、異音が発生することがあります。専門業者に点検・補充を依頼しましょう。
• ファンの異常
→ ヒートポンプのファンにゴミが詰まったり、部品が緩んでいると異音が出ることがあります。外部の異物がないか確認し、取り除いてください。

水漏れが発生する

前兆となる症状:
• タンクや配管の周囲が濡れている
• 水道料金が異常に上がる
• 貯湯タンクの下に水が溜まる
考えられる原因と対処法:
• 貯湯タンクの劣化・腐食
→ 長年使用すると、タンク内部が腐食し、水漏れが発生することがあります。水漏れが見つかったら、すぐにメーカーや業者に修理を依頼しましょう。
• 配管の接続部の緩み
→ 配管の接続部が緩んでいると、水漏れが発生します。一度ナットを締め直してみて、改善しない場合は業者に相談してください。
• 安全弁からの排水
→ エコキュートには圧力調整のための安全弁があり、稀に少量の水が排出されることがあります。異常ではない場合もありますが、大量の水が出続ける場合は、故障の可能性があります。

リモコンにエラー表示が出る

前兆となる症状: • リモコンに見慣れないエラーコードが表示される
• 操作を受け付けない
考えられる原因と対処法:
• エラーコードの確認
→ メーカーの取扱説明書や公式サイトでエラーコードの意味を調べ、対応策を確認してください。
一時的なシステムエラー
→ ブレーカーを一度オフにして、数分後に再度オンにするとリセットされることがあります。
• 基板やセンサーの故障
→ 操作ができない場合や、頻繁にエラーが出る場合は、メーカーに修理を依頼しましょう。

冬場にお湯が出なくなる

前兆となる症状:
• 気温が低い日に限ってお湯が出ない
• 配管が凍っているような音がする
考えられる原因と対処法:
• 配管の凍結
→ 氷点下になる地域では、給湯配管が凍結し、お湯が出なくなることがあります。以下の対策を行いましょう。
夜間は少量の水を流し続ける
配管に保温材を巻く
凍結防止ヒーターを設置する
• ヒートポンプの動作不良
→ 気温が極端に低いと、ヒートポンプの効率が低下し、お湯の供給が遅れることがあります。寒冷地仕様のエコキュートを選ぶことで、対策が可能です。


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故障を防ぐためのメンテナンス方法

故障を防ぐためのメンテナンス方法

エコキュートは長期間使用する設備ですが、適切なメンテナンスを行うことで、より故障しにくくなり、寿命を延ばすことができます。ここでは、エコキュートの故障を防ぐために実践すべき基本的なメンテナンスを解説します。ただし、ここで解説する内容は、一般的なものであり、全てのメーカー、機種に当てはまるものでなありません。詳細なメンテナンスについては、お使いの機器の取扱説明書を参照の上、正しく行ってください。

定期的なフィルター清掃

エコキュートの給水口にはフィルターが取り付けられている機種もあり、水道水に含まれるゴミや異物を取り除く役割を果たします。このフィルターが詰まると、水の流れが悪くなり、お湯が出にくくなる原因になります。
フィルター清掃の手順
• エコキュートの電源を切る。
• 給水口にあるフィルターを取り外す。
• ブラシや流水で汚れを取り除く。
• フィルターを元の位置に戻し、しっかり固定する。
• 電源を入れて正常に作動するか確認する。
→ 2~3か月に一度の清掃を推奨。特に井戸水や硬水を使用している場合は、より頻繁な清掃が必要です。

貯湯タンクの定期洗浄

貯湯タンクの内部には、水道水に含まれる不純物やカルシウム分が沈殿し、蓄積されていきます。定期的な洗浄を行わないと、タンク内の汚れが原因で異臭や水質の悪化を招く可能性があります。
貯湯タンク洗浄の方法
• 全量排水洗浄(年1回推奨)
• エコキュートの排水弁を開き、タンク内の水を完全に排出する。
• 新しい水をタンク内に入れ、再び排水する(2~3回繰り返す)。
• その後、通常どおりに使用する。
→ 年に1回程度の実施が推奨。特に長期間使用しない場合は、タンク内の水を入れ替えることが大切です。

設置場所の確認と環境整備

エコキュートは設置環境によって性能が左右されるため、設置場所の管理も重要です。

 設置環境のチェックポイント 
風通しの確保
• ヒートポンプユニットの周囲に障害物を置かない(放熱効率を高めるため)。
• 落ち葉やゴミが詰まっていないか定期的に確認する。
• 直射日光の影響を抑える。
• 直射日光が当たりすぎると、機器内部の温度が上がり、負荷がかかることがある。
• 必要に応じて、日よけやカバーを設置する。
冬場の凍結防止
• 配管が凍結しないように、保温材やヒーターを取り付ける。
特に寒冷地では、「凍結防止モード」を活用する。


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エコキュートの故障要因や対策についてのまとめ

エコキュートの故障要因や対策についてのまとめ

エコキュートは、省エネ性能が高く、環境にも優しい給湯システムですが、適切に管理しないと故障のリスクが高まります。本記事では、エコキュートの故障原因や対策、について詳しく解説しました。
日々のメンテナンスを意識しながら使うことで、エコキュートの故障リスクを大幅に低減できます。
エコキュートは、省エネで環境にも優れた給湯設備ですが、定期的なメンテナンスや適切な使い方をしないと、故障のリスクが高まります。故障を防ぐためには、正しい使い方とメンテナンスが不可欠です。
機種選びも重要で、製品の品質はもちろん、アフターサービス含め、信頼できるメーカーや適切な仕様の製品を選ぶことがポイントです。
万が一の故障時には、修理と買い替えの費用を比較し、適切な判断をすることがじゅうようです。
これらのポイントを押さえて、エコキュートを快適に使い続けましょう。適切な管理を行うことで、長期間にわたって快適なお湯を供給し、経済的にもお得に利用できます

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