BYD e6は、中国のEVメーカー、BYD(Build Your Dream)が開発したミドルクラスのピュアEV(BEV)です。日本では2022年1月より、法人・自治体向け専用として販売されています。初代・2代目のモデルがあり、初代e6は本国や香港、シンガポールなど世界各地でEVタクシーとして導入された実績があります。安定したスペックと長い航続距離を実現する一方で、価格が安いというコスパの良さが魅力ポイントです。
「BYDといえば、ATTO3は知ってたけど、e6は意外に知らなかった」という方も多いかもしれません。この記事では、BYD e6の特徴や口コミをまとめています。デザインやバッテリー性能、安全機能、アップデートなど幅広く気になるポイントを紹介していますので、BYD e6のことを詳しく知りたい方はぜひご一読ください。
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BYD e6のスペックと特徴
BYD e6は、2022年1月よりBYDジャパンが日本で発売を開始したワゴンモデルのBEVです。自治体や法人向けとして販売されており、京都では京都市の都タクシーが、日本で初めてタクシー車両としてBYD e6を導入しています。法人用とはいえ個性にあふれ、エクステリアには高級感も漂うなどに本社にはない特長や魅力を備えたピュアEVです。
他のEVと比べて価格が比較的安いのも魅力となっています。EVの価格は500万〜1000万〜と低価格帯から高価格帯まで幅広いですが、BYD e6は「385万円」という安さです。それでいてスペックも充実しており、コストを抑えつつ快適で実用的なEVライフを満喫できる、コストパフォーマンスの良さにも注目できます。そんなBYD e6のスペック表は以下のとおりです。
BYD e6のスペック表
メーカー希望小売価格 | 3,850,000円 |
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電力量消費率(電費) | 5.82km/kWh |
一充電消費電力量 | 522km |
駆動方式 | 前輪駆動 |
モーター最高出力 | 70kW |
モーター最大トルク | 180Nm |
サイズ(mm) | 全長4695、全幅1810、全高1670 |
車両重量 | 1930kg |
乗車定員 | 5名 |
バッテリー容量 | 71.7kWh |
充電能力 | 普通充電能力/6kW 急速充電能力/50kW |
スペック表を一見してわかるとおり、BYD e6はずば抜けたモーターパワーや走破性を有するクルマではありません。モーター出力をはじめ、モータートルク、電費、航続距離、バッテリー容量、サイジングも含めて、他社EVと比較して数値的に突出したところはありません。
ただし、WLTCモードで522kmに達する航続距離や荷室容量580ℓに加えて、17インチアルミホイール、電動パワーステアリング、電動パーキングブレーキなど多彩な快適装備を備えた実用性の高いEVです。
アジア各国でビジネスに導入されてきたBYD e6は高級タクシー車両として人気を誇っていますが、そうした実績と人気の高さが、e6の実力の高さを物語っています。
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BYD e6のデザインと外観の魅力
EVの心臓はモーターにあるといわれていますが、「クルマはファッションも兼ねる!」という人にとっては、なにはともあれ大事なのはエクステリアです。ここでは、BYD e6のデザインと外観の魅力のポイントを紹介します。
BYD e6のエクステリアは多様な概念を集約した複合的デザイン
BYD e6のデザイン設計のベースは、同じBYDのMPV、宋MAXにあると言われ、全体的にはどのようなシーンにも自然に映える普遍的なエクステリアデザインが特徴です。宋MAXはBYDが開発したコンパクト多目的車(MPV)ですが、e6も同じMPVながら、ホイールベースは15mm延長する一方、装備は簡素化するなどディテールには複数の違いがあります。
最大の見どころは、多様な概念を集約し調和させた複合的なデザインです。e6はMPVに分類されますが、実際にはSUV、ミニバン、スポーツカー(フェイス)など多彩なテイストを外観デザインに反映させています。全体的にはそれっぽいミニバンですが、正面から見ると凛々しくスポーティなフェイス、サイドパネルにはナチュラルなレリーフを施すなど、こだわりと見どころが尽きません。
日本でも通用する高品質なデザイン
多様な要素を加味したBYD e6の外観デザインは個性的ですが、同時に品のある高級感もそなえており、日本車EVと比較してもまったく遅れをとるところがありません。むしろ、BYD e6のデザインや形状は日産リーフに親和性が高く、価格の安さ(385万円)と相まって、国内EVにとっては競合として無視できない存在になる可能性があります。事業用として導入する場合は、別途必要な装備を取り付けたりチューニングしたりする必要があるでしょう。
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BYD e6のドライバー体験
BYD e6ユーザーの口コミ評価
BYD e6のドライバー体験として、以下のような口コミが見つかりました。
● 「物としては悪くはないでしょう。日本人的な細やかさは希薄ですが、基本性能はしっかりカバーしています。逆に自動車工業大国の日本メーカーにもっと頑張ってほしいところです」
● 「暑い日にエアコンが効きにくいのと、ドアミラーの電動格納ができないのが残念ポイント。地元の夏は猛烈に暑いため、エアコンが効きにくいのは痛いです。あと、コントロールパネルはやや大きいと感じます」
● 「日産のeNV-200と比べて値段が安くリーズナブルに購入できます。ミラーの電動格納がないのと、自動でドアが開かないのはデメリットですが、コストはそれほどかからないので、ハードルが高いとは思えません」
程よいスペックのピュアEVがクリーンな走行を実現
BYD e6の走行性や加速性能は他車と比べて抜きんでてはいませんが、価格に比して十分すぎる性能を備えています。モーター最高出力は70kW、最大トルクは180Nm、最高速度は130km/h、航続可能距離は522kmとなっています。街乗りはもちろん、高速道路や長距離ドライブにも耐えうる十分なモーターパワーを有しており、不足はありません。
一方で、BYD e6は純粋な電気自動車を意味する「BEV」です。完全に電気だけで走る仕組みとなっており、走行中に二酸化炭素(CO2)を排出しないため、ガソリン車と比べてより環境に優しいクリーンな走行ができます。
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BYD e6の充電時間とバッテリー寿命
バッテリーはEVの中核部品として不可欠です。BYD e6のバッテリー性能や寿命はどれほどでしょうか。以下、BYD e6の充電時間とバッテリー寿命についてまとめました。
BYD e6のバッテリーは普通・急速に両対応
BYD e6の特徴は、普通充電と急速充電に両対応していることです。普通充電は標準的な充電仕様ですが、急速充電と比べて充電時間が長くなります。BYD e6における普通充電(200V)での充電時間は、6kWで12時間となっています。
これに対して急速充電とは、文字通り普通充電と比べてスピーディな充電ができる充電設備です。BYD e6における急速充電(80%充電)での充電時間は、50kWで1.5時間となっています。
ちなみに、BYD e6に搭載するバッテリーは、BYDが独自開発した「ブレードバッテリー」です。同バッテリーは、バッテリーテストの際に行われる「クギ刺し試験」において発火や発煙することもなく、表面温度は30度〜60度の低温を維持してクリアしたといわれています。世界的にも安全性の高さが注目されている高性能バッテリーです。
BYD e6のバッテリー寿命と保証について
EVの耐用年数はバッテリーの寿命によって決まるといわれていますが、BYD e6の場合はどうでしょうか。ずばり、BYD e6のバッテリーの寿命は「新車登録日から8年間、または走行距離が15万kmまで」となっています。これはBYDにおけるバッテリーの保証期間です。最低でも新車登録から8年間と、走行距離15万kmまでは耐用があるということになります。
実際のバッテリー寿命は車種やクルマの使用方法などによって変化し、保証期間がより長くなることもあれば、短くなる可能性もあるなど千差万別です。
ちなみに、一般的なEVのバッテリー寿命(保証期間)は「8年または走行距離16万km」とされています。この点、BYD e6のバッテリー寿命は標準並みといえるでしょう。
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BYD e6のコストパフォーマンス分析
コスパの良し悪しはクルマを購入を検討するさいの重要な指標となります。ここではBYD e6におけるコストパフォーマンスについて、電費と総額費用の観点から考察しました。
BYD e6の電費
BYD e6の公式スペックにおける電費すなわち電力量消費率(電費)は「5.82km/kWh」となっています。これは1whあたり5.82kmを走行できることをあらわした数値です。ここで年間走行距離を5,000km、充電代の単価を1kWhあたり30円とする前提条件を設定します。そうするとこの場合のBYD e6の一年間の充電代は、約26,000円となります。ガソリン代の全国平均は年間6万円前後(年間走行距離の平均は4,500km程度)ですから、それと比較すると、BYD e6の電費(走行コスト)はかなり安いといえるでしょう。
これに加えて、EVでは新車購入時の補助金や、自動車税・重量税など税制優遇、免税措置など多様な優遇措置が図られており、トータルで見た維持費はかなり安く抑えられ、コストパフォーマンスは良好です。
BYD e6の総額費用
BYD e6に限らずクルマの総合的なコストパフォーマンスは、そのクルマの総額費用を算出することで大体が分かります。総額費用とは、そのクルマに投入した費用から売却価格を差し引いた金額です。以下の数式で計算できます。
総額費用=「クルマの購入額」+「クルマの維持費」-「売却価格」
総額費用の額が小さいほどコスパが良く、額が大きいほどコスパが悪いです。ではここにBYD e6の事例を当てはめてみましょう。前提条件として、購入額を385万円、所有期間を3年間、維持費を40万円、売却価格を250万円としました。すると総額費用は以下となります。
「385万円(購入額)」+「40万円(維持費)」-「250万円(売却価格)」=175万円(総額費用)」
BYD e6の総額費用は175万円となりました。一般的なセダン(ガソリン車)の事例(購入額300万円、維持費130万円、売却価格150万円)では、総額費用は280万円となったため、それと比較するとBYD e6のコストパフォーマンスは優れています。
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BYD e6の他の電気自動車との比較レビュー
他車と比較したBYD e6の口コミ評価
● 「ドアミラーの自動格納がないことはやや不満です。日本ではほとんどの車に搭載されており、電動核のドアミラーは常識的ですが、e6は搭載していません。搭載が当たり前の立場からすると、自動格納ミラーがないのは不便です。とりわけふだん走り回る京都の市街地は道が狭いため、自動格納ミラーが出来ないのはかなりの辛さがあります」
● 「いいクルマですが、長時間乗っているとお尻が痛くなることがあります。タクシーEVでいうと、日産クルーやコンフォート、プリウスなどに乗ってきましたが、それらと比べるとe6のシートは硬いです」
● 「タクシーとして考えた場合、e6の後席の座り位置の高さはややデメリットになります。足を痛めている方や、膝が痛い方、背が低い方などが乗られる場合に乗りづらさを感じる方が多いです。踏み台を購入して対応しています」
日本市場におけるBYD e6ならではの強み
日本市場におけるBYD e6の強みは、MPV(Multi Purpose Vehicle/マルチポーポスビークル)であることです。いわゆるミニバンのことですが、日本にもミニバンはたくさん出回っていますが、意外にも日本メーカーによるミニバンのEVはほとんどありません。
日本車のミニバンといえば、トヨタのノアやヴォクシー、日産のセレナ、ホンダのステップワゴンが知られていますが、これらはいずれもHV(ハイブリッドカー)であり、純粋なミニバンのBEVではありません。
ファミリー向けのミニバンでかつ純粋なEV(ピュアEV)であるところに、BYD e6ならではの存在意義と確固たる立ち位置があります。
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BYD e6のメンテナンスとアフターケア
BYDでは、購入時のサポートからアフターサービス、保証まで手厚いサポート体制を整備しています。それぞれのポイントをまとめました。
BYDの購入サポート
購入サポートでは、新車購入時の資金面を支援します。BYDでは独自の自動車保険プランやファイナンスサービスを用意しており、ニーズに合わせて適切なサービスを利用可能です。自動車保険プランは基本保証だけでなくオリジナル保証も付帯しており、補償内容が充実しています。ファイナンスサービスはローンプランとオートリースの2本立て。「購入」を希望する場合はローンプラン、サブスクでの利用をご希望の場合はオートリースを利用できます。
BYDのアフターサポート
アフターサポートでは、初回の車検費用を含んだお得なメンテナンスパッケージ、「BYD メンテナンス パッケージ(BYD eパスポート)」が利用できます。BYD eパスポートの魅力は、お得な価格(初回の車検費用込み)に加えて、高品質な点検整備にも注目です。専用診断システムを導入したほか、BYD車を熟知した経験豊富なスタッフが適切にメンテナンスを行います。BYD eパスポートは初回(3年目)の車検と4年間の点検パッケージ、それに付随する基本部品の交換に対応可能です。
BYDの保証サービス
BYDの保証サービスは、新車保証と延長保証の2本立てです。新車保証は、一般的な部品の交換や修理、ボディ塗装、高電圧部品の修理・交換、ロードサイドアシスタンスに対応します。保証期間はそれぞれ、一般保証は「4年間/10万kmまで」、ボディ塗装は「4年間/10万kmまで」、高電圧部品は「8年間/15万kmまで」、ロードサイドアシスタンスは「4年間」となっています。以上の期間や距離内で故障した場合は無償での修理が可能です。
一方、延長保証はメーカー保証終了後の保証に対応します。BYDでは一般保証とロードサイドアシスタンスにおいて、それぞれ新車保証が終了した場合に、ユーザーの希望により有償の延長保証が受けられます。
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e6の安全性と安全機能の評価
BYD e6は快適・安全装備が充実
BYD e6はさすが、タクシーなど法人専用車両として活用されるだけあって、快適・安全装備は充実しています。おなじみの電動パワーステアリングをはじめ、アンチロックブレーキシステム、ブレーキオーバーライドシステム、電動パーキングブレーキ、トラクションコントロールシステム、ヒルスタートアシスタントなど心強い機能が勢ぞろいです。
また、BYD e6はより実用的な安全機能も装備しています。360°パノラマビュー、LEDロービーム、前後レーダー、車両制御システム、リバーシングカメラなども利用できます。街乗り、高速道路、長距離ドライブなどシーンを問わずどこででも安心して走行が可能です。
BYD e6のバッテリーに関する安全性
すでに紹介しましたが、BYDはバッテリーの安全性も良好です。BYD車に搭載するバッテリーは自社開発した「ブレードバッテリー」ですが、このバッテリーはコスパの良いリン酸鉄(LFP)バッテリーを用いながらも、安全試験を見事クリアしています。試験というのは、バッテリーに釘を貫通させて発火や発煙のリスクをテストするものですが、BYDのブレードバッテリーは、発煙や発火のリスクがなかったばかりか、高い安全技術によって表面温度を30℃~60℃に保つことに成功しました。EVに絶対不可欠なバッテリーの安全性。BYD車の信頼性は申し分ありません。
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BYD e6の中古車市場での評価と価値
BYD e6の中古車市場での価値と評価は見つけられませんでした。価格コム、カーセンサー、グーネットなどメジャーな中古車情報サイトでも、BYD e6の情報は紹介されていませんでした。BYD e6は法人専用として販売されていることから、個人向け市場への出品が少ないと考えられます。
同じBYD車でも、ドルフィンやATTO3は中古車市場に出ています。もっともこれらは個人向けのEVです。逆にいうと、BYD e6は現時点では希少なクルマであり、一定程度の球数があったとしても、需要と供給の関係から考えて相場は高止まりする可能性が高いでしょう。いずれにしてもBYD e6は、少なくとも日本においては一般家庭向け自動車として広く普及していはいないため、中古車市場での評価と価値を定めることはできません。
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BYD e6の専門家からの評価とアドバイス
BYD e6を購入するなら十分な情報収集が必要
どんなクルマでも基本は同じですが、購入を検討するさいは十分な情報収集とメーカーへの問い合わせが必要です。この点、特にBYD e6において最重要といえるでしょう。なぜなら、BYD e6に関して日本語サイトで確認できる情報は少なく、詳細を得ることが難しいからです。BYD JAPANの公式サイトでは、ATTO3やドルフィン、法人者でもバスやフォークリフトの紹介はありますが、目下、e6の専用ページは見当たりません。e6の文字は見られる(例えば、「※e6のアフターサービスに関するお問い合わせも上記電話番号で受け付けております。」という記載があります)ものの、詳細な情報を記載したページがない状況です。
そのため、BYD e6の購入を検討する際は、普段にも増して十分なリサーチとメーカーへの問い合わせが必要になります。
BYD e6は「法人専用車」であることを理解する
再三にわたって紹介しましたが、BYD e6はタクシーなど法人専用車として販売されています。本国中国はもちろん、アジア諸国、日本においてもこの点は変わりません。一般向け販売は行われていないため、個人名義で購入したり乗ったりすることが難しいことを理解しておく必要があります。
では今後、BYD e6が一般向けに販売される可能性はあるのでしょうか。この点も現時点では未定となっています。BYD JAPANの高騰担当者によると、日本市場におけるe6はあくまでも国内パートナー企業向けに実験的かつ限定的に販売しているものとし、今後一般向け販売する計画はないとのことです。性能の良いEVだけに、ぜひとも個人用に乗ってみたいと思っている人もいるかもしれませんが、e6の一般向け販売は行われていないことを知っておきましょう。
BYD e6のデザインや走りを体感したい方は、BYD e6を採用しているタクシー会社のタクシーに乗ってみることができます。
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BYD e6のアップデートと進化
BYD e6におけるソフトウェアのアップデートに関する詳細な情報を見つけることはできませんでした。BYD車一般に通用する話としては、BYDではOTAを用いたスピーディで簡単なアップデートを可能としています。OTAとは、Over The Air(オーバー・ジ・エア)の略語で、簡単に説明すると、スマートフォンと同じように通信機能を用いてソフトウェアをアップデートします。そのため、システムのアップグレードや新機能を追加する際に、わざわざディーラーを訪問する手間を省略できます。
BYD JAPANの日本語公式サイトには、乗用車サイトに「OTA(Over-The-Air)にて更新可能なソフトウェア一覧」として、BYD ATTO 3のアップデート情報が記載されているのみで、e6の情報は乗用車・商用車サイトのどちらにもありませんでした。e6のアップデート情報が必要な場合は、BYDの日本法人や国内の販売店に問い合わせてみましょう。
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BYD e6のよくある質問
Q1:BYD e6は法人向けに販売されていますが、一般ユーザーとしての購入も可能ですか?
A:一部に一般ユーザーの購入可能とする情報もありますが、公式なステートメントはありません。BYD e6は法人向け専用として販売されており、国内の中古車市場にも個人向けは出品されていません(中古車情報サイトに出ていません)。
Q2:BYD e6は、実用性の高いクルマですか?
A:e6の航続距離はWLTCモードで522km、荷室容量580ℓ、バッテリー容量は71.7kWhとなっており、市街地から高速道路、長距離ドライブまで幅広いシーンに活用できます。定員は5人乗り、走行性、乗り心地も快適で安全機能も充実しています。
BYD e6は急速充電にも対応しますか?
A:対応しています。BYD e6の充電能力は、普通充電能力/6kW、急速充電能力/50kWです。規格は普通充電がj1772、急速充電はCHAdeMOに対応します。CHAdMOは日本が主導的に規格化を進めた充電方式であり、世界基準となった今では、国内の多くの充電スタンドでこの方式による急速充電を行うことが可能となりました。
BYD e6は、他のEVに比べてなぜ安価に提供できるのですか?
A:BYDによる価格政策もありますが、それよりもなによりも、BYD e6は本国(中国)で生産したものを日本に輸入して販売しています。そのため生産コストを抑えることができ、日本でも比較的安く販売することが可能です。
BYD e6の環境性能は高いですか?
A:BYD e6は、100%電気だけで走るピュアEV(BEV)です。長い航続距離を誇りながらも、走行時には二酸化炭素(CO2)を排出しないため、環境に配慮したクリーンな走行を実現します。