BYD ATTO3は、中国の深圳(シンセン)にある自動車メーカー、BYD(Build Your Dreams)が提供するBEVです。日本初の一般向けBYD車として2023年1月31日より発売を開始しました。EVならではの力強いトルクやスムーズな加速、走行性に加えて、競合をしのぐコスト優位性などが強みとなっています。「EV買うならコスパに優れたBYD ATTO3がいい!」と思っている方もいるかもしれません。
この記事では、BYD ATTO3の特徴や性能に関する口コミ、評価を紹介していきますので、BYD ATTO3のことをより詳しく理解したい方は、ぜひチェックしてみましょう。
▶ CEVのV2H補助金、EV補助金の詳細
エコ発電本舗の「取扱商品」「補助金情報」
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BYD ATTO3の基本情報とスペック
BYD ATTO3は、2023年1月31日より日本で発売されているBYDのコンパクトなSUV型BEVです。BYDとしては、日本における乗用車のファーストモデルとなっています。コンパクトながらデザイン性やスペックが良好で、かつ身近な価格感が功を奏して、日本ユーザーからも高い人気と支持を得ています。BYD ATTO3のスペック表は以下のとおりです。
メーカー希望小売価格 | 4,500,000円(税込)~ |
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交流電力量消費率 WLTCモード | 139Wh/km |
一充電走行距離 | 470km |
駆動方式 | FWD |
モーター最高出力(前/後) | 150kW |
モーター最大トルク(前/後) | 310Nm |
サイズ(mm) | 全長4455 全幅1875 全高1615 |
車両重量 | 1750kg |
乗車定員 | 5名 |
バッテリー容量 | 58.56kWh |
充電能力 | 普通充電能力/6kW 急速充電能力/85kW |
スペック表を見わたして、ひと際目立つのは450万円(税込)~という価格です。同クラスにおける競合EVの価格帯は500万円〜となっており、デザインやスペックで競合と引けを取らないことを考慮すると、BYD ATTO3は非常にコスパが良く、コスト優位性に揺るぎがありません。価格面での競争力は間違いなくトップクラスと言えるでしょう。
とりわけインフラ時代に向かいつつある日本国内にあって、BYD ATTO3の存在感は高まりつつあります。ユーザーレビューや口コミにおいて価格面での評価が高いことは、この点を裏付けています。それでは、BYD ATTO3に対する国内ユーザーの評価を以下で紹介しましょう。
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BYD ATTO3の評価、レビュー
BYD ATTO3への口コミ評価(総評)
● 「性能や装備に関しては、価格の低さが満足度を上げています。不満がないこともありませんが、今後のアップデートに改善が期待できます」
● 「インフレが進む国産EVには選択の余地がありませんが、BYD ATTO3なら地方でEVに乗りたい方や、クルマでエンタメを追求したい方にもおすすめです」
● 「総合的に満足しています。大事に乗り続けたいと思える一台です。EVならではの静かさや滑らかさ、ソフトな乗り心地などを満喫できます」
● 「乗り換えですが、トータルとして非常に満足しています。今まで乗った車と見劣りするところも少なく、ランニングコストも減りました」
● 「これほどクオリティの高いEVを身近なお値段で提供してくれたBYDに感謝です。現車の次の車検が来るまでに購入したいです」
● 「車幅はそこそこありますが、それに見合わず取り回しは良く、走行性能や乗り心地もこれまでで1番!と思えるほど完成度の高いクルマです」
● 「事故防止のための安全機能が充実していますね。常時表示の全周囲カメラ、標準装備のドラレコ、追従とパイロット機能もあります」
● 「450万円~でこの車格とフル装備は間違いなくEVでコスパ最強でしょう」
BYD ATTO3へのレビュー総括
価格450万〜を好感する口コミやレビューが目立っています。単に安いというだけでなく、性能面や装備面との兼ね合いでのコストパフォーマンスの良さも高く評価されているようです。これほど魅力的なEVを手頃な価格で出してくれてありがとう、という感謝の気持ちが伝わってきます。
性能、機能、走行性への不満やネガティブなコメントも多くはありません。ソフトウェアに関しては賛否両論ありますが、今後のアップデートに期待ができるため、現状に留まらない成長性を残しています。アフターサービスへの不満は少なくないようですが、レビューは表面的に穏やかです。
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BYD ATTO3のデザインとスタイル
BYD ATTO3のデザインエッセンスは欧州!?
BYD ATTO3のデザインは外観、内観いずれも「いかにもEV」といった風ではなく、流れるような曲面を多用するなど、どこか欧州車的でエレガントな雰囲気を醸し出しています。
それもそのはず、BYD ATTO3のデザイン作成を指揮した責任者は、ヴォルフガング・エッガー氏です。エッガー氏はアウディやランボルギーニなど欧州車での活躍が知られる人物です。そのため、BYD ATTO3のデザインに欧州車のエッセンスが盛り込まれているのは当然といえるでしょう。
BYD ATTO3ならではの造形としては、スタイリッシュな印象を与える切れ長のヘッドライトや、そのヘッドライトとフロントグリルがつながったパネル形状が印象的です。水平線を描いたような横一線のテールランプは、現行の欧州車にも見られるポピュラーなデザインです。
BYD ATTO3デザインに関するユーザーレビュー
● 「エクステリアに関しては、ちょっと自慢できる嫌味のないスタイルです。綺麗なデザインです」
● 「ATTO3は全体に丸みを帯びており、かっこいいというより可愛いクルマに見えます」
● 「若い女性にカッコいいと言ってもらえました。自分でも単純にカッコ良いと思っています」
● 「昼間は目立ちませんが、フロントライトが独特なため、夜のヴィジュアルはとてもカッコいいです」
● 「無難なデザインだと思います。競合と比べて特別な色気があるわけではありませんが、普通にカッコいいです」
● 「全体のボリューム感、伸びやかなサイドビュー、18インチホイールも似合っていて、とても満足なデザインです」
● 「ハリヤー風味のフェイスに、ポピュラーな一文字テールランプなど、普遍的で万人受けするデザインが印象的です」
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BYD ATTO3のパフォーマンスと走行感
「ブレードバッテリー」搭載のEVパワー
EVの心臓部はバッテリーです。バッテリー性能の如何によって、種々のパフォーマンスが決まるといっても過言ではないでしょう。その点、BYD ATTO3は安心です。先進テクノロジーを駆使して安全性や信頼性を向上したリン酸鉄リチウムによる「ブレードバッテリー」を搭載し、優れたEVパワーと高い走行安定性を発揮します。
高いボディ剛性と低重心による安定性
BYD ATTO3は、構造面や設計においても工夫をこらしています。ボディは高剛性を実現しているほか、バッテリーを床面に配置して低重心とすることで、高い走行安定性を確保しただけでなく、広いインテリア空間を確保することにも成功しました。安全性とスペース確保の一挙両得です。
高速走行時の空力性能をアップ
高速走行においては、空気抵抗という要素が走行の快適性を阻む壁として立ちはだかります。BYD ATTO3はこの点でも強みがあります。BYD ATTO3のCd値(空気抵抗係数)は「0.29」を実現しており、高速走行時に高い空力性能を発揮して、ドライバーの快適走行をサポートします。空気抵抗係数は走行性だけでなく、燃費にも多大な影響を与える重要な指標です。
「距離を伸ばす」高効率ヒートポンプシステム
EV車は、高効率空調を実現することで走行可能距離を伸ばすことができます。BYD ATTO3では、室内エアコンとバッテリー温度管理システムを統合する高効率ヒートポンプシステムを採用。効率性は外気温次第となりますが、それでも幅広い温度で稼働することができ、とりわけ冬場の走行可能距離を向上することに成功しています。
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BYD ATTO3の充電システムとバッテリー寿命
EVを象徴する重要部品である充電システムとバッテリー。BYD ATTO3における充電の仕組みやバッテリー性能、寿命に関して紹介します。
普通/急速の2種類の充電方法
BYD ATTO3は、熱安定性の高いリン酸鉄リチウムを用いたブレードバッテリーを搭載。バッテリー容量は58.56kWh、充電能力は普通/6kW、急速/85kWとなっています。つまり、BYD ATTO3では普通充電と急速充電の2種類の充電方法が利用可能です。
普通充電に関しては、BYD ATTO3はAC200V・3kWの充電ケーブルを標準装備。専用のケーブルを接続するだけで簡単に充電ができます。
急速充電も、専用のスタンドをはじめ、高速のサービスエリアやコンビニ、ディーラーなど各所で立ち寄って手軽に充電が可能です。急速充電は、スタンド側が高出力でも、クルマ側の出力対応が弱いと効用が得られませんが、BYD ATTO3は85kWまで対応しているため、幅広い急速充電スポットで十分な出力が得られます。
バッテリー寿命は8年または15万kmまで
BYD ATTO3のバッテリーは高スペックですが、寿命はどのくらいでしょうか。ずばり、BYDのバッテリー保証期間は、「新車登録日から8年間。または走行距離が15万kmまで」となっています。一般的なEVの駆動用バッテリー(リチウムイオン電池)の寿命は「8年または走行距離16万km」とされていますので、BYD ATTO3のバッテリー寿命は標準並みといえるでしょう。
ただし、バッテリーの寿命は、クルマの走り方やメンテナンス方法などによって変動します。走り方やメンテナンスの仕方が悪いと、寿命が縮んでしまう可能性もありますが、反対に効率的な走り方を実践すれば、寿命を伸ばすことが可能です。
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BYD ATTO3の安全性能と技術
BYD ATTO3はEuro NCAPの安全性評価で5つ星
BYD ATTO3の安全性能に関しては、Euro NCAPで高評価を受けたことから、良好であると判断できます。Euro NCAPは、正式にはEuropean New Car Assessment Programme(ヨーロッパ新車アセスメントプログラム)と呼ばれるもので、ヨーロッパで行われている唯一の公的な自動車安全性テストです。このテストにおいてBYD ATTO3は、最高評価となる5つ星を獲得しており、品質と安全性が高水準であることを証明しました。では、BYD ATTO3には具体的にどのような安全技術が備わっているのでしょうか。
充実したBYD ATTO3の安全装備
BYD ATTO3における走行安定性や安全性は、同車に備わるさまざまな先進安全・運転支援システム(ADAS)が支えています。例えばナビゲーションパイロット「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」では、先行車との適切な車間距離を保ちながらの安全な追従走行が可能です。また「レーンキープアシストシステム(LKA)」では、自動的に前方車線を検知して、スムーズなステアリング操作をサポートします。
さらに、「ブラインドスポットインフォメーション(BSD)」では、レーダーセンサーで自車の死角にいる車を自動検知して、ドライバーに注意喚起を促すことが可能です。そして「リアクロストラフィックブレーキ(RCTB)」では、バック時にレーダーで後方のクルマを自動検知、衝突の危険性を判断してブレーキをアシストします。
他にも、「後方衝突予告警報(RCW)」や「ドアオープンワーニング(DOW)」、予測緊急ブレーキシステムの「前方衝突予測警報(FCW)」、「自動緊急ブレーキ(AEB)」なども搭載しており、充実した安全装備体制です。BYD ATTO3に搭載した先進安全・運転支援システムは、世界最高水準の技術を傾注したものとなっており、ペーパードライバーや初心者の方も安心して運転することができます。
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BYD ATTO3のインテリアと快適性
BYD ATTO3の内装デザインとインテリア空間
BYD ATTO3の内観は、フィットネスジムをモチーフにしたスポーティかつ洗練された雰囲気のデザインが特徴です。第一印象はスポーティでマッチョな風もありますが、ブラック/ダークブルー(またはダークブルー/ライトベージュ)にオレンジをアクセントにしたハイセンスなカラーコーディネートや、曲線と曲面を多用したインストルメントパネル、個性的な形状をしたエアコンの吹き出し口など、自由で個性的でエレガントな一面も垣間見せてくれます。
とりわけメーターはコンパクトサイズのデジタルディスプレイを採用しながら、あらゆる情報と操作を一元的に集約しており、かつスマホを扱うような感覚で操作できる利便性がメリットです。BYD ATTO3の内装・インテリアは、デザイン性と機能性を両立しています。
BYD ATTO3の快適性・乗り心地
BYD ATTO3は、運転走行中の快適性や乗り心地も良好です。各席人工皮革のシートは高級感があるだけでなく、人間工学によるeスポーツシートを採用しており、前・後部座席ともに十分に快適でくつろげる空間を確保しています。
運転席は6方向パワーシート、助手席は4方向パワーシート、ともにシートヒーターとシートバックポケットを備えるなど機能性も申し分なし。後部シートに関しては、4:6 可倒式後部シートにより、最大で1.340Lのトランクスペースを確保できます。
また、BYD ATTO3は「PM2.5空気清浄システム」も備えており、ホコリよりも小さいといわれるPM2.5を適切に除去して清浄化し、快適な社内環境を提供します。長距離でも快適で楽しいドライブが楽しめるでしょう。
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BYD ATTO3の維持費と経済性
維持費は年間5,000km走行で約8万円~約11万円
BYD ATTO3の維持費は、年間5,000km走行で約8万円〜約11万円程度です。1年目は約8万円程度、2年目は約10万円程度、3年目は約11万円程度となります。年度ごとにかかる維持費の項目は、自動車税・重量税・自賠責保険・任意保険・走行コスト(充電代)があります。
自動車税は、EVの場合、初年度は75%が軽減されるため6250円、2年目から25,000円です。重量税は、新車購入後5年目以内は、エコカー減税の適用となり、0円すなわち非課税となります。
自賠責保険(強制加入保険)は、新車EVにつき1、2年目は無料、3年目から17,650円です。任意保険は個々の状況によりますが、おおよそ5万円(年間)程度となります。
最後に走行コスト(充電代)は、BYD ATTO3の電費はWLTCモードで「139Wh/km」すなわち約7km/Whですから、1kWh30円、年間5,000km走行で計算すると、年間の充電代は21,420円程度です。
EVはガソリン車より経済性が良好
BYD ATTO3などEV車の経済性は、少なくとも維持費(ランニングコスト/走行コスト)に関してはガソリン車よりも安く抑えられます。先ほどの前提条件である年間走行距離5,000kmに加えて、排気量2.0Lの乗用車の年間の維持費をモデル計算してみると、1年目は22万円程度、2年目は21万円程度、3年目は27万円程度となりました。初期費用では新車購入価格が安いガソリン車の方が低いのですが、こと維持費となると、走行コスト(主に燃料代)の安さで勝るEVに軍配が上がります。
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BYD ATTO3の保証とカスタマーサポート
BYD ATTO3では、ドライバーが長く安心してクルマを乗り続けられるように、さまざまな保証サービスやアフターサポートメニューを用意しています。
購入サポート
BYDでは、独自の自動車保険プランやファイナンスサービスなど、ユーザーの自動車購入に関して金融面で支援するお得なメニューを提供しています。独自の自動車保険プランでは、基本保証に加えてオリジナル補償も付帯しているため、万が一のリスク管理も安心です。ファイナンスサービスでは、ユーザーの要望に応じて期間を設定できるローンプランと、月々一定の金額で一定期間希望のクルマを利用できるオートリースを利用できます。
アフターサポート
BYDのアフターサポートとしては、「BYD メンテナンス パッケージ(BYD eパスポート)」が目玉となります。BYD eパスポートは、初回の車検費用を含んだお得なメンテナンスパッケージです。3年目(初回)の車検&4年間の点検パッケージならびに、それに付随する基本部品の交換に対応しています。点検整備は、BYD車を熟知したスタッフと専用診断システムを駆使して行われるため、愛車を高クオリティな状態に保つことができます。
保証サービス
BYDの保証には、「新車保証」と「延長保証」があります。新車保証には、一般保証・ボディ塗装・高電圧部品の保証・ロードサイドアシスタンスの4つがあり、一般保証は4年間/10万kmまで無償、ボディ塗装は4年間/10万kmまで無償、高電圧部品の保証は8年間/15万kmまで無償、ロードサイドアシスタンスは4年間の無償修理が可能です。
延長保証は、新車保証を補完するサービス内容となっています。それぞれ4年間(または10万km)まで無償修理が受けられる一般保証とロードサイドアシスタンスが終了となった場合は、ユーザーの希望により延長保証を適用することで有償による修理が受けられます。なおバッテリー保証は、高電圧部品の保証に準じており、「新車登録日から8年間または走行距離が15万kmまで」保証が可能です。
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BYD ATTO3の競合車種との比較
国内EV市場でBYD ATTO3のライバルとなりうる車種には、同じSUVタイプの「日産 アリア」、「ヒョンデ(韓国) IONIQ5」、「テスラ モデルY」があります。これらにBYD ATTO3を加えて比較してみると、まず主要なスペックや機能性では大きな違いはありません。そして、エクステリア、内装デザイン、インテリア空間の好みや利便性に関しては、各々のユーザーニーズや感受性の問題となるため、一概に比較するのは簡単ではありません。 こうした中、唯一、BYD ATTO3の優位性が目立つのは「価格」です。新車販売価格でアリアは650万円〜、IONIQ5は約480万円、モデルYは約530万円ときて、BYD ATTO3は450万円となっています。物価全体が上昇基調にある中、スペックで大差がなく、デザイン性やフィーリングを捨象し、コスパ重視で判断するとしたら、前述の4車種の中ではBYD ATTO3が頭一つ抜けて優位です。特に中間層にとってBYD ATTO3の経済性(初期費用も維持費も安い)は、ひときわ魅力的に映るでしょう。
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BYD ATTO3のエコフレンドリーな特徴
地球環境に優しいクルマ社会を実現するためには、なるべく排気ガスを出さない、もしくはまったく出さないですむクルマを普及させていくことが大事です。その意味で、BYD ATTO3はエコフレンドリーなクルマのお手本と言えます。
なぜなら、BYD ATTO3は完全に電気モーターだけで走る「BEV」(ピュアEV)であり、走行中に排出するガスはゼロだからです。同じクリーンエネルギー車でも、HV(ハイブリッドカー)は一定程度ガスを排出しますが、BYD ATTO3のようなBEVは二酸化炭素(CO2)の排出が少ないどころか、排出量がゼロです。
長距離ドライブで、喜びは増しても排出ガスは一向に増えないというのが、エコフレンドリーなBYD ATTO3の所以であると言えます。
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BYD ATTO3の長所と短所
BYD ATTO3の長所
BYD ATTO3の長所の一つは、コスト優位性です。新車販売価格が競合と比べて安い(450万円)ため、初期費用を低減できるのに加えて、補助金、高電費、税制優遇などにより維持費を抑えることができます。走行性能や加速性にも定評があります。BYD ATTO3はブレードバッテリー搭載のEVパワーならびにEV専用プラットフォーム「e-Platform 3.0」により、力強く滑らかな走りをマイルドな乗り心地や静かさとともに体感できます。 安全機能が充実している点も長所に挙げられます。BYD ATTO3は安全運転をサポートする先進の運転支援システムを標準装備しており、ナビゲーションパイロットをはじめ多彩な安全技術により、安心・安全のエコドライブを満喫することが可能です。
BYD ATTO3の短所
短所はほとんど見当たりませんが、ユーザーによる口コミ・レビューでは、オートパイロットの性能が弱いことや、デザイン、形状のディテールの甘さ、丁寧さにかけるといった評価があります。ただ全体的には、高評価が多く、長所が短所を上回っています。また現状、ソフトウェアに不満があるとしても、アップデートによって性能改善を図ることが可能です。