COP26が閉幕となりますが、結果的には2030年の温室効果ガスの削減目標を先送りすることになりました。
2022年末までに、各国が2030年までの排出削減目標を引き上げ、具体的な施策を明示することになります。
目標のメインは、産業革命以降の温度上昇を1.5度以内に抑えたい。最低でも2度以内に抑えることで、実現のための主な取り組みは、石炭火力を中心とした化石燃料の削減があげられます。
具体的には、2010年比で、2030年の二酸化炭素を45%削減する必要がある。
◆ 懸念|資源国
サウジアラビアなど、資源国の反論が大きい。
当然ですが、やり玉に挙がっている石油や石炭資源を生業としている国には、脱炭素は脅威です。
脱炭素の実現が必須であることは認識してそうですが、国の経済を鑑みれば迅速な対応は難しいでしょう。
◆ 懸念|途上国
アフリカなど途上国は自国の経済施策も重要なので、脱炭素に向けた十分な施策が策定できない。
また、先進国の資金支援が不十分と認識しているようです。
1.5度の目標を実現するなら、整合した資金援助が必要で、十分な資金支援がないと排出削減の目標達成は困難と主張しております。
◆ 温室効果ガスの排出量の比率
温室効果ガス排出量は、「1位 中国」「2位 アメリカ」で、この2カ国で全世界の4割で、世界の環境改善には両国の協力は不可欠である。
◆ 太陽光パネルの価格と性能を比較
太陽光パネルの価格相場と性能一覧は以下をご参照ください。
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◆ 太陽光発電の補助金
太陽光発電の補助金(自治体から)は以下をご参照ください。
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