【地震による停電】東京電力、東北電力の停電

地震による停電と蓄電池の効果を検証

2021年2月13日午後11時7分頃、福島県沖で震度6程度の地震が発生しました。
気象庁は10年前の東日本大震災の余震と発表しております。

地震による停電の影響は？

◆ 東京電力管内の停電範囲
2月13日午後11時7分頃から、14日午前2時15分頃まで以下の東京電力管内で地震による停電が発生いたしました。
　・茨城県：約72,000軒
　・栃木県：約231,000軒
　・群馬県：約33,000軒
　・埼玉県：約35,000軒
　・千葉県：約41,000軒
　・神奈川県：約197,000軒
　・山梨県：約77,000軒
　・静岡県：約175,000軒

◆ 東京電力管内の停電範囲
2月13日午後11時7分頃から、14日午前9時頃まで以下の東北電力管内で地震による停電が発生いたしました。
　・岩手県：21,165軒
　・宮城県：9,945軒
　・福島県：68,337軒
　・新潟県：2,076軒

停電時の家庭用蓄電池の有用性

今回の地震による停電においても、「家庭用蓄電池」「V2H」が非常用電源として活躍しております。
家庭用蓄電池は、太陽光発電の発電電力や深夜の低価格の購入電力を充電し、電気代単価が高額な時間帯などに放電することで、電気代を大幅に節約できます。
家庭用蓄電池は、節約設備としての導入価値が前面に押し出されていますが、本来の導入価値は災害時の非常用電源で、停電時にも電気を利用できる環境を構築することです。
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今年度は国（sii）から、蓄電池の補助金が交付されます。
さらに、各都道府県や市区町村からも蓄電池の補助金が交付され、今年度は蓄電池を低価格で導入できる最適な年です。
おそらく来年度は、蓄電池に対してこれほど高額な補助金は設定されないと思いますので、蓄電池の導入をご検討の方はお早めにご相談ください。
　▶ 蓄電池の補助金と価格相場

家庭用蓄電池のモデル

家庭用蓄電池のモデルによる動作の違いは以下をご参照ください。
▶ 家庭用蓄電池の「かしこい」選び方

結論は、特段の事情がなければ「ハイブリッド型」「全負荷型」を選んだ方が利便性が高いです。おそらく停電したことに気がつかないくらい、快適に電気をご利用いただけます。
全負荷型の蓄電池であれば、200Vも含めて全ての負荷に電力を供給できるので、エコキュートやIHクッキングヒーターなどの設備も停電時にご利用いただけます。
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停電時のV2Hの有用性

V2Hも家庭用蓄電池と同様に、「電気代の節約」「非常用電源」として活用できます。
V2Hは電気自動車(EV車)のバッテリーの電力を家庭内に放電したり、太陽光発電システムの発電電力から充電します。

家庭用蓄電池と比較して圧倒的にバッテリー容量が大きいので、家庭用蓄電池より、電気自動車(EV車)+V2Hのセットの方が停電時の有用性は高いです。
家庭用蓄電池の蓄電容量は「10kWh程度」に対して、例えば日産リーフであればバッテリー容量は「62kWh」と6倍も大きいので、停電が長引いても安心してご利用いただけます。
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2021年4月から電気自動車(EV車)とV2Hで超高額補助金が出るので、これから電気自動車(EV車)をご購入予定の場合は、以下をご参照ください。
電気自動車(EV車)とV2Hのセットで補助金の総額は、100万円以上となり、大幅に割安で導入することができます。

エコ発電本舗では補助金の代行申請を承っております。補助金の詳細については以下ページをご参照ください。

太陽光発電システムの有用性

家庭用蓄電池や電気自動車(EV車)の電源を非常用電源として効果的に利用するには、太陽光発電システムの導入が望ましいです。

停電時に非常用電源として利用するだけであれば、太陽光発電システムは不要ですが、太陽光発電システムにより、発電電力を家庭用蓄電池や電気自動車の充電に充当できるので、「電気代の節約」「停電が長引いた際の非常用電源」としての有用性も高まります。
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