エコキュートのデメリット 騒音トラブル
エコキュートのデメリットの1つに「騒音問題」があります。
エコキュートが動作時に発生する騒音の音量は低く、ヒートポンプから発生する騒音は40dB程度です。
因みに、エアコンの室外機の騒音量が60dB程度とエコキュートよりも音量は大きいです。
騒音量は小さいのに何が問題なのか?
エコキュートの騒音問題の要因は「低周波音」です。
エコキュートのヒートポンプからは、12.5Hz程度の低周波が発生します。
音として耳に聞こえるものではありませんが、人によっては不快と感じる方もいらっしゃいます。
低周波の感知度合いは、個人差が非常に大きいがゆえにトラブルの元となるようです。
エコキュートの騒音トラブルの事例
低周波音が不眠の要因となる
エコキュートは概ね、夜間の安い電気を使って稼働するので、騒音が発生するのも夜間帯で、低周波音が気になる方には睡眠の妨げとなります。
低周波音により家が揺れる
エコキュートが発する低周波音に対して、家が共振することがあり、敏感な人には家が揺れているように感じるようです。
騒音トラブルの対策
防振ゴムをヒートポンプの下に設置
防振ゴムをヒートポンプとコンクリートの間に噛ますことで、稼働時の振動がコンクリートから家に伝わるのを防ぎます。
ヒートポンプの設置場所を工夫する
寝室がヒートポンプに近いと、低周波音の影響を強く受ける可能性があるので、できる限り寝室から遠い場所にヒートポンプを設置した方が良いです。
低周波音の人への影響はヒートポンプの設置場所の要因が最も大きいので、事前に寝室の場所などを確認のうえ設置することをおすすめいたします。