長州産業がパワーコンディショナと蓄電池の創蓄連携システム、太陽光発電連携型蓄電池ユニットをリリースしました!
商品名が「太陽光発電連携型蓄電池ユニット」と独自過ぎて一般の方が検索しにくいと思うのですが、パナソニックの創蓄連携システムと同様の商品です。
太陽光発電と蓄電池のセットに対して補助金が出ます。
特に自治体からの蓄電池の補助金は、太陽光発電もセットという条件の自治体が多いので、太陽光発電と蓄電池セットはお得です。
▶ 蓄電池の補助金と価格相場
長州産業は太陽光発電システムにおいても、純国産の商品で品質を追求した非常に良い太陽光メーカーです。
山口県が本拠地のメーカーで関東地方では認知度が低かったのですが、最近では卓球の石川選手を起用してCM広告していることもあり、お客様に勧めやすくなりました。やはり良い商品でもマーケティングに力を入れないと売りにくいということです。
それでもブランド力はパナソニックや東芝と比較すると弱いです。しかし品質は高く設置者の評判も上々です。
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太陽光発電連携型蓄電池ユニットの機能は?
パナソニックの創蓄連携システムでも解説したように、太陽光発電システム単体と蓄電池単体で設置した場合と比較してどんなメリットがあるかまとめてみました。
【メリット1】
長州産業の太陽光発電連携型蓄電池ユニットは制御機能をハイブリッドパワーコンディショナにまとめているので、太陽光単体+蓄電池単体で設置するよりも部材が減り、圧倒的に安い価格で設置できます。
太陽光発電システムと蓄電池を同時購入しようと計画されている方には非常におすすめですね。
【メリット2】
発電ロスが最小限になる。
太陽光発電システム単体と蓄電池単体で設置した場合は、まず太陽光発電システムで直流の電気を発電し、パワーコンディショナで交流に変換し、更に蓄電池の中で直流に変換して蓄電しています。
交流から直流、直流から交流に変換するごとに変換ロスし、電力量が減るのです。
パナソニックの創蓄連携システムや長州産業の太陽光発電連携型蓄電池ユニットの場合は、太陽光で発電した直流電力をそのまま蓄電池に蓄電するので、ロスが少なく効率的に発電電力を活用できちゃうのです。
【メリット3】
電圧抑制時も効果的に発電電力を活用できる。
特に九州地方など太陽光の普及率が高い地域は、需要よりも発電量の方が増えてしまい、電力会社が買取を制限する自体になっています。
長州産業の太陽光発電連携型蓄電池ユニットやパナソニックの創蓄連携システムの場合は抑制された分を蓄電池の充電に充当するので発電電力を無駄なく活用します。
因みに、太陽光発電システムと蓄電池を別々に導入した場合、電圧抑制がかかってしまったら充電する電力もまとめて抑制されるので、発電しても使えないのです。
今後普及率がますます高くなると、電圧抑制が頻繁になる可能性もあるので、抑制時に有効活用できる仕様は非常に重要かもしれません。
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長州産業 vs パナソニック
長州産業の太陽光発電連携型蓄電池ユニットとパナソニックの創蓄連携システムはどっちが優位でしょうか?
今のところ太陽光発電システムと蓄電池の一体型の商品が普及していないので導入実績が少なすぎてなんとも言えません…。
長州産業の太陽光発電連携型蓄電池ユニットの優位性にフォーカスしてみましょう。
蓄電ユニットが世界最小、最軽量らしいです。
パナソニックの創蓄連携システムの蓄電池ユニットが5.6kWに対して、長州産業の太陽光発電連携型蓄電池ユニットは6.4kWと一回り大きいです。0.8kWの差ですが結構大きな差ですね。
室内置きなのでサイズが小さいのは本当にありがたいです。横幅40cm、高さ64cm、厚み16cmと非常に小さいです。廊下や脱衣所においても邪魔に感じない大きさじゃないでしょうか?重量も60kgなので床にストレスがかかることもなさそうですね。
ということで、太陽光発電システムと蓄電池を同時に設置される方には太陽光発電連携型蓄電池ユニットや創蓄連携システムはおすすめです。
2016年から始まる電力の自由化により、電力会社の電気料金プランが多種多様になると推測されます。例えば夜間は5円/kWh、昼間は100円/kWhなどめちゃめちゃ極端な料金プランが出てきても不思議じゃないです。この場合夜間の安い価格の電気を使い蓄電池に充電する。昼間の電気代が高い時間は太陽光発電システムの発電電力と蓄電池の放電電力で賄う。おそらく飛躍的に電気代が安くなります。
また、太陽光発電システムの発電電力の買取機関は10年または20年間と固定されています。この期間が終了したら、売電価格はいくらくらいになるのでしょうか?
有識者の想定では8円/kWhほどではないか?と言われています。8円ですよ。買う電気よりも圧倒的に安い価格です。要するに売るよりも自家消費した方が得!というルールに変わっていくのです。
当然昼間の発電している時間帯に全てを自家消費することは難しいので、貯める必要があるのです。そこで蓄電池!!発電して蓄電して自家消費する。という自給自足が最も得するような仕組みになる可能性大です。
蓄電池の性能が現時点で優れているのか技術の発展を待った方が良いのか非常に難しい判断ですが、補助金が出ている間に割安に設置することが非常にコストパフォーマンスが高いと思います。
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