自宅の屋根に設置後、ほぼ住宅の一部と化してしまう太陽光発電システムは、住宅と同じように長く使うものです。
家庭の電力を補うことができて、余剰電力は電力会社に買い取ってもらえるので家計を助ける効果が少なからずあります。
ただ、屋外にずっと設置しておくものですから、メーカー独自の耐久試験をパスして作られたものでも、予想されている寿命を下回ることがあります。
太陽光発電に使用するソーラーパネルの寿命は30年程度と言われていますが、それよりも大幅に早く壊れてしまった場合には非常に損した気分になってしまうでしょう。
そのような不安を解消するために、各メーカーでは製品の保証期間を設けて予想外に早く壊れてしまった場合の無償もしくは有償修理をしています。
保証期間には各メーカーによってばらつきがあります。
ただ、国からの補助金を受けるために満たさなければいけない保証期間があるので、ソーラーパネルで最低10年、その他の機器には最低1年間の保証が付いてきます。
しかし、こちらから申し出ないと保証がつかない場合や保証がつけられない業者も稀にあるので、注意しておきましょう。
保証期間の長さをウリにしているメーカーもあり、確実に設置費用の元を取りたいと考えている方にはこのようなメーカーの製品がいいかもしれません。
また、太陽光発電システムの保証期間には、製品保証と出力保証という2つの保証があります。製品保証とは製品の故障や破損に対する保証のことです。出力保証というのは、年数が経つほどに劣化しがちな発電出力に対しての保証です。
この2つは、保証期間が別になっていることもありますので、製品選びのときの参考にしてください。
◆ 太陽光パネルの価格と性能を比較
太陽光パネルの価格相場と性能一覧は以下をご参照ください。
▶ 太陽光パネルの価格相場、性能比較はこちら
◆ 太陽光発電の補助金
太陽光発電の補助金(自治体から)は以下をご参照ください。
▶ 太陽光パネルの自治体からの補助金の詳細はこちら