従来の大容量な蓄電池は、鉛やカドミウムまた水銀など有害な金属が使用されていました。
有毒であるため、廃棄するときには、慎重な取扱いが必要でした。
また、前述の金属は重金属と言われるだけに、文字どおり重いという欠点もありました。
更に完全に使用してから充電しないと、かえって性能が落ちることがありましたし、大きくないと大容量が実現できないことも大きな課題でした。
しかし、最近はリチウムが使用されることが多くなっています。
リチウムを用いることで、小型で軽量でありながら大容量を実現することができています。
また、完全に放電する前に充電しても問題を生じないなど、蓄電池の性能は飛躍的に向上しています。
このリチウムは、レアメタルに分類され価格が高いことが難点です。
大容量な蓄電池の主な使用場面として考えられるのは、電気自動車です。
現時点で実用化されているのは、ガソリンをもとに発電てし、それを蓄電するものです。
発進時などガソリンの消費を要するような場面で、貯めてある電気を放電して、車を動かします。
電池とエンジンを組み合わせていることから、2種類の方法によるという意味のハイブリッド車と呼ばれています。
ハイブリッド車は、その実用化以降も工夫が重ねられており、電池の性能は確実に向上して、燃費はよりよくなっています。ハイブリッド車の価格が、一般的なガソリンエンジン車に比べて高いのは、蓄電池の価格が高いためであると言われています。
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