太陽光発電は設置によるメリットの大きさがクローズアップして伝えられることが多いと思います。その際に、デメリットについて詳しく触れることはあまりありません。
しかし、勧められるままに設置の契約を結んでしまうと、その後のトラブル発生で思わぬ出費につながることがあります。そのようなときにも落ち着いて対応できるように、デメリットについてきちんと理解しておきましょう。
主なデメリットは3つあります。設置の際に高額な費用が発生すること、発電量が天候に左右されること、メンテナンス費用がかかることです。
一つ目の高額な費用について、太陽光発電システムの設置には数百万円が必要であり、その規模によって値段が変化します。大きなお金がかかるものですので、現在の金銭的状況をよく考えて導入するようにしましょう。
二点目の発電量が天候に左右されるということは、安定して電力を作ることができないことを意味しています。特に屋根が雪に覆われる雪国では、導入をよく検討した方がいいかもしれません。
そして三点目が、一番トラブルにつながりやすいメンテナンス費用についてです。太陽光発電システムは、太陽光パネル、カラーモニター、パワーコンディショナーで構成されています。それぞれ、メーカー保証期間内であれば無償で修理してくれますが、保証期間を過ぎると修理費用がかかってしまいます。また、自然災害による保証にはメーカーによって違いがありますので、ここにも十分な注意が必要です。