太陽光発電の装置を設置して、順調に稼働が開始すればひと安心でしょう。設置から稼働確認までには、トラブルが起きやすいのでそれが終了するとひとまず安心できるのも頷けます。
設置して最初の頃はどのくらい発電しているのか、節電にどのくらいかかるのか楽しみにモニターを眺める日も続くでしょう。
ただ、ソーラーパネルは屋内の過酷な環境である屋根に設置されているので、台風や大雨、雪が降った後などは、不具合が起きる可能性は常にあると考えておきましょう。あまりにも暑い日には機械に異常が出ることも十分に考えられます。
メーカーは過酷な環境でも問題なく稼働できるような製品を作っていますが、それでも100%壊れないとは言えません。不具合が起こっていないか、定期的に動作を確認するようにするといいでしょう。稀に、ゴミや葉っぱがパネルにくっついてはがれなくなり、発電効率が大幅に落ちていることもあります。
安定稼働を続けるためには、放置しても大丈夫と思わずにメンテナンスする気持ちを忘れないようにしたいですね。もし、何か不具合が発生しているようなら、販売店かメーカーにすぐ連絡してみましょう。連絡後数日のうちに状況確認に来てくれて、簡単なものであればその場で直ることもあります。もし、大がかりな修理が必要なら後日またということになります。保証期間内であれば修理料金は無料か、かなり安い値段で修理してもらえますので安心してください。
不具合が発生しても慌てずに落ち着いて行動してください。