山梨県は、富士山を始めとする山々に囲まれた本州内陸部の地域です。県面積のおよそ8割を山岳が占めていると言われています。1年の降水量が少なく、年間を通しての日照時間は全国1位です。
こうした日射量の多い気候を活かして、山梨県は太陽光発電所メガソーラーの建設に積極的です。山梨県は地球温暖化対策策の長期計画を掲げており、太陽光発電はその一翼を担っています。手始めの大きな事業として、東京電力と共同で米倉山太陽光発電所を開設。山梨県が土地の用意と整備を行い、東京電力が建設と運用、管理を行っています。また、この発電所は県が取り組む環境計画のシンボルとしても位置づけられ、周辺にはPRのためのゆめソーラー館やまなしも開設されました。
夏休みには太陽光発電の周知も目的のひとつとした、親子クリーンエネルギー教室を開催。
ペットボトルソーラーカーづくりの中で太陽エネルギーの身近さをアピールしました。
山梨県は優れた発電環境がありながらも、まだまだ発展途上です。しかし富士山の世界遺産登録を皮切りにさらなる環境保全が叫ばれる中で、更なる飛躍が期待できる地域なのは間違いありません。山梨県の計画では2050年には県内でエネルギーの地産地消が出来ることを目指し、2020年までにメガソーラーを30か所に増設するとしています。発電の過程でCO2の発生しない太陽光発電を推進することでCO2ゼロやまなしという最終目標の達成を目指しています。
これからの日本の太陽光発電市場を考えるにおいて、外せない地域になるのは確実です。
◆ 太陽光パネルの価格と性能を比較
太陽光パネルの価格相場と性能一覧は以下をご参照ください。
▶ 太陽光パネルの価格相場、性能比較はこちら
◆ 太陽光発電の補助金
太陽光発電の補助金(自治体から)は以下をご参照ください。
▶ 太陽光パネルの自治体からの補助金の詳細はこちら