太陽光発電の補助金・買取価格・消費税について
ご承知の通り、平成26年4月から消費税が5% → 8%に増額されます。
太陽光発電の国からの補助金は、本年度をもって終了となります。
更に、買取価格も来年度から下がると思われます。
以下、本トピックスで最重要事項ですので熟読ください。
消費税率の適用は「契約時点ではなく、納品時点」となります。
平成26年3月31日までに納品されている必要がございますので、ご理解の上、お早めにお問い合わせください。
昨年、一昨年と太陽光発電システムは急速に普及し、販売価格も年々安価になってきているので「国の補助は不要」ということなのでしょう。
ご購入を検討中のお客様は、本年度中のご購入を強くおすすめいたします。
補助金・買取価格・消費税の変更内容
年度変わりの変更状況についてですが、まずは昨年度の内容
【平成24年度 → 平成25年度】
買取価格は、平成24年度:42円 → 平成25年度:38円。
補助金は、平成24年度:3.5万円/kW → 平成25年度は:2万円/kW
来年度の変更内容は、本年度よりも強烈です。
【平成25年度 → 平成26年度】
買取価格は、平成25年度:38円 → 平成26年度:34円くらい?
補助金は、平成25年度:2万円/kW → 平成26年度:0円??
消費税は、平成25年度:5% → 平成26年度:8%
本年度設置する場合と、来年度設置する場合では、投資効果にかなり大きな差が出ます。
太陽光発電システムは、環境改善の要素もございますが、設置目的の主な目的は圧倒的に「投資」です。
投資において重要な事は「投資費用が安いこと」「収益が高いこと」「リスクが小さいこと」などです。
証券会社や銀行などから購入する投資商品であれば、投資費用や収益の「数字」で判断すると思います。
しかし、太陽光発電システムの場合は「メーカーの好み」「家ごとの設置状況」「屋根に穴を空けるリスク」などの様々な要素があり、純粋に「数字」だけで判断することが難しいかもしれません。
しかしながら、太陽光発電システムは投資効果を目的とした商品ですので、先ほど述べた「設置費用」「収益」「投資リスク」を再優先に考慮された方が圧倒的に「お得」です。
例えば、東芝250wを設置した場合どのくらい投資効果に差が出るのかシュミレーションしてみましょう。
東芝250wを埼玉県にて6.0kW設置(東芝250w×24枚)した場合
【設置費用について】※平成26年度は補助金廃止と想定
平成25年度設置の場合
消費税5%、国からの補助金2万円/kW
→ 税込み総額 1,902,000円
平成26年度設置の場合
消費税8%、国からの補助金0円/kW
→ 税込み総額 2,079,771円
差額 177,771円
【収益について】※平成26年度の買取価格を34円/kWhと想定
平成25年度設置の場合
買取価格38円/kWh 発電量の20%を自家消費すると仮定
→ 年間売電収入 273,182円
平成26年度設置の場合
買取価格34円/kWh 発電量の20%を自家消費すると仮定
→ 年間売電収入 248,487円
差額 24,695円
【投資リスクについて】
本年度、来年度ともに10年間の固定価格買取制度は継続されると思われますので、両年ともリスクは非常に少ないと言えます。
【投資効果】
上記要素を総合して、投資効果を比較すると以下の結果となります。
平成25年度設置の場合
設置費用 1,902,000円
年間売電収入 273,182円
回収期間 6.7年
利回り 14.3%
10年後の総利益 829,820円
平成26年度設置の場合
設置費用 2,079,771円
年間売電収入 248,487円
回収期間 8.3年
利回り 11.9%
10年後の総利益 405,099円
回収期間で「1年半」、利回りで「2.4%」、10年後の総利益で「424,721円」もの「差」となりました。
本年度と来年度で、10年後の総利益が2倍も違うのです。
今回のシュミレーションには、都道府県、市区町村の補助金は加味しておりませんので、地区の補助金も打ち切りとなった場合は、上記シュミレーションよりも差が大きくなります。
商品価格は、現時点で非常に安い価格に設定され、メーカーの利益も非常に低い状態が続いておりますので、来年度になって大幅に安くなることは考えにくいです。
また円安の影響で海外メーカーはもちろん、国内メーカーも部品代が徐々に上がっておりますので、商品代が高くなる可能性もございます。
太陽光発電システムの市場は、年末から年度末にかけて毎年駆け込み需要で販売業者、施工業者、太陽光発電メーカーはてんやわんやです。
本年度は、補助金廃止、買取価格低下だけではなく消費税8%による駆け込みもございますので、施工業者がパンクし、メーカーによっては発注が追いつかない状況が想定されます。
補助金や買取価格の申請は、契約日に左右されますので、商品発注の遅延や工事日が遅延しても、本年度の制度が適用されます。
しかし、消費税に関しましては「納品日」に左右されますので、平成26年3月31日までに納品(工事完了)する必要がございます。
現時点では、年度末のメーカーの生産見通しや、工事スケジュールについて把握は困難です。
また、ご契約いただきましてから、補助金の申請完了、売電申請などの申請に平均2週間は要し、申請完了前に工事することはできませんので、この期間も考慮する必要がございます。
購入をご検討のお客様は、いち早くお問い合わせくださることを強くおすすめいたします。
無料ご相談は、お早めに
無理な営業はいたしませんのでお気軽にご相談ください。
① 電話かメールにて、お問い合わせいただきます。
→ エコ発電本舗から電話かメールにてご要望をお伺いいたします。
② メールかFaxにて、設置場所の立面図や平面図をご送付していただきます。
→ エコ発電本舗から概算のお見積り、設置図面、売電シュミレーションをメールかFaxにてお送りいたします。
③ 前向きにご検討いただけましたら、営業スタッフと工事スタッフにてご訪問させていただき、商品・施工・保証などのご説明及び、屋根や電気配線などの現地調査をさせていただき、ご契約の流れとなります。
現地調査などは、当然無償で行いますので、お気軽にお問い合わせください。