ついに、テスラのPowerwall3(パワーウォール3)が日本で公開されました。
まずは、テスラPowerwall2(パワーウォール2)との仕様を比較します。
▶ テスラ パワーウォール2の価格と特徴
パワーウォール2 | パワーウォール3 | |
---|---|---|
蓄電容量 | 13.5kWh | 13.5kWh |
蓄電池出力 | 5kW | 11.5kW |
PVパワコン | 別途必要 | 内蔵 |
サイズ 幅×奥行×高さ |
753x147x1150 | 600x193x1010 |
重量 | 114㎏ | 130㎏ |
機器保証 | 10年間 | 10年間 |
新型パワーウォール3は、横幅や高さがさらにコンパクトになり、スタイリッシュさに磨きがかかりました。
現時点でのパワーウォール3のスペックは米国仕様ですが、蓄電池の出力がパワーウォール2の5kWから11.5kWに大幅に増大しております。
高出力の他に特出すべき点は、太陽光発電システムのパワーコンディショナがパワーウォール3に内蔵され、ハイブリッド蓄電システムとして使用できることです。
パワーウォール2は単機能蓄電システムでしたが、昨今の家庭用蓄電池の市場では「ハイブリッド」「全負荷型」が主流で、多くの蓄電池のご要望は、ハイブリッドと全負荷型が検討の前提条件となっております。
▶ 家庭用蓄電池の価格と商品比較
ハイブリッド蓄電システムのメリット
電力変換ロスを大幅軽減
ハイブリッド蓄電システムのメリットの1つ目は、電力の変換ロスを大幅に削減できることです。
パワーウォール2のような単機能蓄電システムの場合は、太陽光発電システムで発電した直流電力を家庭内で使用する交流電力に変換し、蓄電池に充電する際に再度直流電力に変換するという、なんとも非効率な処理が行われ、変換のたびに変換ロスが発生し、太陽光発電システムの発電電力の有効活用が限定的になります。
パワーウォール3のようなハイブリッド蓄電システムの場合は、太陽光発電システムの直流の発電電力を直流のまま蓄電池に充電でき、太陽光発電システムの発電電力を最大限活用でき、長期的な費用対効果が高いです。
停電時も発電電力を十分活用できる ハイブリッド・全負荷型 単機能・全負荷型 V2H トライブリッド 給電器・充電器 長州産業
ハイブリッド蓄電システムのメリットの2つ目は、停電時でも太陽光発電システムの発電電力を最大限活用できることです。
パワーウォール2のような単機能蓄電システムの場合は、太陽光発電システムは停電時には自立運転となり最大1.5kWの電電力しか使用できません。
例えば、停電時に太陽光発電システムが5kW発電していた場合でも使用できるのは1.5kWで、家庭内の使用電力量が1kWなら、残り0.5kWの発電電力しか蓄電池の充電に充当できません。
パワーウォール3のようなハイブリッド蓄電システムの場合は、停電時でもパワーコンディショナの出力電力の範囲内で太陽光発電システムの発電電力を活用できます。
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パワーウォール3の販売時期
テスラパワーウォール3は現時点では米国での販売となっており、順次グローバル展開し、2025年以降に日本にリリースされる予定です。
家庭用蓄電池の売れ筋は、日本製のニチコン蓄電池や長州産業の蓄電池などが主流ですが、テスラパワーウォール3がリリースされれば、テスラのブランド力と、ハイブリッド・全負荷型の仕様で爆発的に売れそうですね。